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金沢駅

2016-09-05 20:03:32 | 石川県おでかけスポット

 金沢駅はアメリカのTravel & Leisure(トラベルアンドレジャー)のWEB版で
 日本で唯一世界で最も美しい駅14選のなかに選出されています
金沢には素晴らしい名所・旧跡が沢山ありますが 最初に観光してほしいのがこの金沢駅なのです


「鼓門」です 東口の玄関に金沢で盛んな伝統芸能 能楽の鼓をイメージし造られています
 うしろに控える近代的なガラスドームが「もてなしドーム」です



もてなしドームの説明です



 雨や雪の多い金沢で「金沢を訪れた人に雨傘を差し出すもてなしの心」を表現
 明るく開放感いっぱいのドームは3,019枚ものガラスを使用しているそうです



日本最大級のドームは金沢駅のエントランスまで続いています



一枚前の写真に写っているエスカレーターを降りたところにある空間
地下街などの構想があるのでしょうか



金沢はいつ来ても良い所ということでしょう



 金沢駅内のコンコースの24本の門型柱 
 鼓門をイメージしたそう・・ なんという美しさでしょう



この写真にも ご当地の伝統的工芸品が設置されています



 コンコースに並んだ24本の柱の内部空間には
 輪島塗や九谷焼などの人間国宝8人を含む24人の作品が飾られています



「光の柱」です 新幹線のりば改札口の両サイドに真っ白に光る柱があります
 内部には白山市の3D和紙が用いられていて LED照明で輝かせているそうです



 改札出口中2階連絡通路のトイレ入り口には加賀友禅が飾られています
 左が兼六園の花鳥風月・右がアケビを通じて四季の移ろいが描かれ
その間の部分は 和紙をガラスで挟み込んでいるそうです



 新幹線の中2階待合室「百工の間」です 
 能登ヒバの壁に直径13cm 奥行10cmの穴があいており 九谷焼や加賀獅子頭
 輪島塗・山中漆器・加賀友禅など石川県のさまざまな伝統工芸が展示されています
その展示数は、30品目236作品にも及ぶそうです



 「百工の間の説明」です クリックすると大きな写真が出てきます
 出てきた写真をもう一度クリックすると 更に大きな写真が出てきます
加賀藩5代藩主・前田綱紀は伝統工芸の意匠・技法等の実物見本や雛形を集成し
分類整理して収めた「百工比照」という資料を残しました
その「百工比照」にちなんで「百工の間」と名付けられたそうです



金沢  東京間を結ぶ北陸新幹線はビジネス路線としても需要大ですが
新幹線を待つほんのひと時 ご当地の工芸品を覗いてみては~



外国人観光客も今後ふえるでしょう 無料WiFiの利用OKです



もうすぐ新幹線のホームに到着~



 転落防止のホームドアにご注目 
 加賀友禅で用いられる色彩「加賀五彩」のうち 「えんじ」「草」「黄土」「古代紫」
 の4色が使われており 北陸新幹線が入線すると その車両の色「藍」で
5色がそろうという趣向が凝らされているそうです



 発車メロディーは金沢市出身の音楽プロデューサー「中田ヤスタカ氏」が担当し
 金沢の山から海にかけての起伏ある自然条件や 伝統と創造が調和する街などを表現



 新幹線ホーム60本の柱にもご注目 
 柱の上部を包み込むように金箔が貼られています
なんと国指定の伝統的工芸品である金沢箔を 2万枚も使用しているそうです




 ホーム内の待合室や喫煙ルームのガラス窓にも注目です
 なんと四角い金箔がたくさん貼られています



伝統を感じさせる様々な演出だけではありません



所々に心遣いがちりばめられています
ささっと乗り降りしてしまうのは余りにも勿体ない



新幹線の延伸によって 近代的な駅に生まれ変わった金沢駅



ライトアップされた鼓門です



金沢駅は金沢観光のトップバッターとして 訪れる人を伝統でもてなしてくれます

次回は 「 金沢城 」 をUPします