タイのフルーツシリーズ 14
มะพร้าว マプラーオ(ココナッツ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/88/5599b1291b497e409a7e33613172ce46.jpg)
南の国のシンボルのようなフルーツ、ココナッツ。
椰子の実で、タイ語ではマプラーオという。
繊維質の固い緑の実で、
中には半透明な果汁と、半固形の果実がある。
果汁はココナッツジュースとして飲むほか、幅広く料理に使われる。
日本人は甘いジュースを想像する人が多いが、さほど甘くないさっぱりとした味。
タイ人はこの透明な果汁を飲むと肌にとてもいいのだと教えてくれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/6a/2a428b6faadb4904390d53ce16b42d14.jpg)
白い果肉は、ぷるぷるとしていて、スプーンですくってそのまま食べられる。
甘くてやわらかくておいしい。
個人的にはジュースよりも果肉が好き。
乾燥させて砂糖をまぶしたお菓子も、ココナッツの風味が香っておいしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/81/6a01e427bb2ea992083fe2c0d5b7df81.jpg)
果肉をすりおろして果汁と一緒に弱火で煮込み、絞った汁がココナッツミルク。
濃厚なココナッツミルクは、多くの熱帯料理にごく普通に使われる材料。
カレーや香辛料の効いた料理相性がよく、タイ料理ではグリーンカレー、
トムカーガイ(鶏とココナッツミルクのスープ)、サテ(豚のココナッツ味串焼き)、
チェンマイ名物カオソーイ(ココナツカレー麵)、カオジー(焼きおにぎり) (→ 過去ブログ 2011/3/16 「カオジー」)
お菓子類全般・カオ・ニャオ・マムーアン(もち米マンゴ-)など。 (→過去ブログ 2010/10/28 「もち米マンゴー」)
ついでにいえば、ヤシからは油分もとれる。
タイ料理はほぼ100%の割合で、パーム油(椰子油)が使われている。
以前、テレビで 『不思議発見』 を見ていたら、昔の南国の人たちは
新しい島を探して海を渡り、移住していくときに、ヤシの木をもっていったといっていた。
ヤシの木が4本あれば、人間が一人生きていけるのだそうだ。
繊維の固まりであり、栄養の固まりである ヤシの木と実から、
家を造り、着るものを作り、油分もとれるし、水分も栄養分もこと足りる。
スーパーフルーツの木なのだ。
また、ココナッツジュースは体液の成分と近く、
またココナッツの内部は基本的に無菌状態であるため、
昔、船乗りが脱水症状を起こしたときには、生理食塩水の代わりに点滴として利用されていたらしい。
すごいな、ココナッツ。
日本では珍しいが、タイではそこら中にごろごろある。
以前、子どもの家に家庭訪問に行った際、おみやげにたくさん持たせてくれたことがあった。
車の後ろでごろごろと転がるココナッツたち。
センターに持ち帰ると、食堂のおばちゃんが器用に包丁で割って食べさせてくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/ed/13d913856e63eabca499b3f2d5181e70.jpg)
ものすごく固いココナッツだが、下手にたたき割ると中の汁がすっかり流れ出てしまう。
上手にちょっと穴があくように包丁で叩き切らないといけない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/17/35096ec051382d357a82669e1d4c83a8.jpg)
小さい頃から、南の国と言えばココナッツのイメージがあって、
ココナッツにストローをさして飲むのに憧れたものだった。
そのあこがれのココナッツが、
タイでは、10バーツから20バーツ(30円から60円程度)。
ごろごろ売っている。
過去ブログ
タイの果物シリーズ 1 「トゥリアン アロイ」 「はまるドリアン」
2 「カヌン ジャックフルーツ」
3 「マンゴー」
4 「マンゴスチン」
5 「ランブータン」
6 「ドラゴンフルーツ」
7 「ライチ」
8 「ノーイナー」
9 「ロンゴーン」
10 「マカム」
11 「ソムオー」
12 「バナナ」
13 「パッションフルーツ」
2011/8/29ブログ 「フルーツピラミッド」
2011/9/28ブログ 「フルーツ屋台」
มะพร้าว マプラーオ(ココナッツ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/88/5599b1291b497e409a7e33613172ce46.jpg)
南の国のシンボルのようなフルーツ、ココナッツ。
椰子の実で、タイ語ではマプラーオという。
繊維質の固い緑の実で、
中には半透明な果汁と、半固形の果実がある。
果汁はココナッツジュースとして飲むほか、幅広く料理に使われる。
日本人は甘いジュースを想像する人が多いが、さほど甘くないさっぱりとした味。
タイ人はこの透明な果汁を飲むと肌にとてもいいのだと教えてくれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/6a/2a428b6faadb4904390d53ce16b42d14.jpg)
白い果肉は、ぷるぷるとしていて、スプーンですくってそのまま食べられる。
甘くてやわらかくておいしい。
個人的にはジュースよりも果肉が好き。
乾燥させて砂糖をまぶしたお菓子も、ココナッツの風味が香っておいしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/81/6a01e427bb2ea992083fe2c0d5b7df81.jpg)
果肉をすりおろして果汁と一緒に弱火で煮込み、絞った汁がココナッツミルク。
濃厚なココナッツミルクは、多くの熱帯料理にごく普通に使われる材料。
カレーや香辛料の効いた料理相性がよく、タイ料理ではグリーンカレー、
トムカーガイ(鶏とココナッツミルクのスープ)、サテ(豚のココナッツ味串焼き)、
チェンマイ名物カオソーイ(ココナツカレー麵)、カオジー(焼きおにぎり) (→ 過去ブログ 2011/3/16 「カオジー」)
お菓子類全般・カオ・ニャオ・マムーアン(もち米マンゴ-)など。 (→過去ブログ 2010/10/28 「もち米マンゴー」)
ついでにいえば、ヤシからは油分もとれる。
タイ料理はほぼ100%の割合で、パーム油(椰子油)が使われている。
以前、テレビで 『不思議発見』 を見ていたら、昔の南国の人たちは
新しい島を探して海を渡り、移住していくときに、ヤシの木をもっていったといっていた。
ヤシの木が4本あれば、人間が一人生きていけるのだそうだ。
繊維の固まりであり、栄養の固まりである ヤシの木と実から、
家を造り、着るものを作り、油分もとれるし、水分も栄養分もこと足りる。
スーパーフルーツの木なのだ。
また、ココナッツジュースは体液の成分と近く、
またココナッツの内部は基本的に無菌状態であるため、
昔、船乗りが脱水症状を起こしたときには、生理食塩水の代わりに点滴として利用されていたらしい。
すごいな、ココナッツ。
日本では珍しいが、タイではそこら中にごろごろある。
以前、子どもの家に家庭訪問に行った際、おみやげにたくさん持たせてくれたことがあった。
車の後ろでごろごろと転がるココナッツたち。
センターに持ち帰ると、食堂のおばちゃんが器用に包丁で割って食べさせてくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/ed/13d913856e63eabca499b3f2d5181e70.jpg)
ものすごく固いココナッツだが、下手にたたき割ると中の汁がすっかり流れ出てしまう。
上手にちょっと穴があくように包丁で叩き切らないといけない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/17/35096ec051382d357a82669e1d4c83a8.jpg)
小さい頃から、南の国と言えばココナッツのイメージがあって、
ココナッツにストローをさして飲むのに憧れたものだった。
そのあこがれのココナッツが、
タイでは、10バーツから20バーツ(30円から60円程度)。
ごろごろ売っている。
過去ブログ
タイの果物シリーズ 1 「トゥリアン アロイ」 「はまるドリアン」
2 「カヌン ジャックフルーツ」
3 「マンゴー」
4 「マンゴスチン」
5 「ランブータン」
6 「ドラゴンフルーツ」
7 「ライチ」
8 「ノーイナー」
9 「ロンゴーン」
10 「マカム」
11 「ソムオー」
12 「バナナ」
13 「パッションフルーツ」
2011/8/29ブログ 「フルーツピラミッド」
2011/9/28ブログ 「フルーツ屋台」