ゆう’sful LIFE

感染予防と看護について考えたことや勉強したことを綴っています。

オンライン英会話②

2020年06月28日 | 英語
今日で4日目のレッスンは、ナイジェリアの講師でした。
いろんな国の講師を選んでいくと、国別メダルがgetできるようです。
回線の接続が良くない時があって、何度か切れてしまうことがあったのと、音声が届くまでに若干タイムラグがあるのかな?という印象でした。

レッスン自体は、これまで通り淡々と進むのですが
途中、先生が医師で昨年までウクライナの大学に行っており、今年ナイジェリアの試験を受けようとしたらコロナ禍のせいで受けられていないなどという話で盛り上がってしまいました。
どの国でも、COVID-19の影響はありますよね。
偶然にも、過去2回の講師は看護師のライセンスを持っている方でした。
副業でやってるんですね。
背景の感じでから、ナイジェリアは真昼間という感じでした。
こちらは深夜0時です。

連続受講記録更新中。
先生に何度も訊いたのは「How was my pronunciation?」です。

Thank you very much 〇〇-san for booking my class today. It was so great meeting with you. Your English Language proficiency is great. Your communication skill is great,. Your spoken English is great. It was a very lovely session.
Well done!!! Keep learning.
I hope to see you again soon  :) :) :)

先生は褒め上手。
とにかく勉強を続けろということです。
今日は滑り込みでしたが、明日はもう少し余裕をもって取り組みたいです。

オンライン英会話始めてみました

2020年06月27日 | 英語
会議やら講義やら色々リモートになりまして、すっかりウェブ会議に慣れました。
そして、今も忙しいことは忙しいのですが、今まで浪費していた「移動」という時間が大幅になくなりました。
本当なら、今月はAPICに行っていたはずなのに、コロナ禍で中止になってしまったので
浮いた時間とお金でDMM英会話をやってみることにしました。

これまでも月に何回か英国人の先生にレッスンをつけてもらっていましたが
彼が帰国してしまい、時差の関係もあって話す機会を逸しているうちに、どんどん英会話能力低下が進んでいるような気がしたので。

まず体験を2回してみました。
1回あたり25分というのは、ちょうどいい時間だと感じました。
自己紹介、フリートークを10分くらいして、私はテキストを使ってもらいました。
会話のネタが少ないので…たとえば、趣味、家族、旅行、映画…どれも大して人に話すようなこともなく、会話だけだと詰まってしまうのと、復習ができるのは私には向いてると思います。
何らかの媒体がある方が、苦にならないのです。
DMMのテキストはオンラインで講師と共有しながら見ることができて、すべて無料でした。

とりあえず、しゃべる時間が継続的にあるということが必要なので、一番安価なコースで登録してみました。
これ、毎日やったら1回あたり210円しかかからないのです。
24時間予約が15分前までできるのも隙間時間を使えるので、続けやすいかもしれない。
しかも、自習用のiknowも契約すると無料で使用できる。
ということで、3日連続でレッスンしています。
とりあえず、めざせ100時間。
どうなっているのか、果たして続くのか、自分でもわかりません。

次亜塩素酸水・・・つづき

2020年06月27日 | 感染管理
次亜塩素酸水に関する追検証の結果をNITEが公表しました。
https://www.nite.go.jp/information/osirase20200626.html

明確な製品基準がなく、これまでも質問に答えにくいものでしたから、こうして公式に検証されることはいいことだと思います。

おさらいです。(前述をコピペ)
次亜塩素酸水は、もともとは食品衛生法で生成方法が指導されている食品添加物で、殺菌効果と安全性が確かな次亜塩素酸水とは「食塩や塩酸を水に溶かして電気分解したもの」と定義しています。
しかし、実際は次亜塩素酸ナトリウムを希釈したり、クエン酸などを混ぜてpH調整した水溶液を次亜塩素酸水や次亜塩素酸水溶液として販売していることもあります。

今回のNITEの検証に、どの製品を使用したのかは見当たらないのですが複数の製品で検証されています。
しかし、いろいろあるものでした。

結論は「次亜塩素酸水(電解型/非電解型)は有効塩素濃度35ppm以上」
35ppmとは0.0035ppmですから、≒0.001...ほぼ水ではないかと思ったりもします。

更に追記として
①汚れ(有機物:手垢、油脂等)をあらかじめ除去すること
②対象物に対して十分な量を使用すること
とあります。
これ、①の時点で、ほぼウイルスいなくなってるんじゃない?とも考えられます。
なぜなら、有機物を除去するために界面活性剤などを使用すれば、それでウイルス除去されるので…
対象物によって使い分けをするのがよいでしょうね。

噴霧については変わらず、人体への安全性が確認されていないでと注意喚起しています。
ボックス中の除菌(ウイルス)と、市中では条件が違い過ぎるので、それを使用したことがアウトカムの改善=感染が減る、ことにつながるといったら評価が難しいでしょうね。
現時点では、他の有効性が明らかな対策をきっちりやった方がいいと思います。

次亜塩素酸水について

2020年06月19日 | 感染管理
次亜塩素酸水についてよく質問をいただくので、現時点での備忘録

次亜塩素酸水は、もともとは食品衛生法で生成方法が指導されている食品添加物で、殺菌効果と安全性が確かな次亜塩素酸水とは「食塩や塩酸を水に溶かして電気分解したもの」と定義しています。
しかし、実際は次亜塩素酸ナトリウムを希釈したり、クエン酸などを混ぜてpH調整した水溶液を次亜塩素酸水や次亜塩素酸水溶液として販売していることもあります。
たとえば、ある製品は、ウェブサイトを見ると、次亜塩素酸水とは記載されておらず、次亜塩素酸ナトリウムとの表記もあります。
また、「次亜塩素酸ナトリウムと酢酸を組み合わせた」とあるので、現在経済産業省が検証している次亜塩素酸水とは異なるものと解釈できます。
この製品にはいくつか種類があって、たとえば80ppm製剤であれば、消毒液として0.008%の次亜塩素酸ナトリウムという解釈ができるかと思います。
0.008≒0.01%なので、ノロウイルスでいうところの、目視で汚染が認められない高頻度接触部位の消毒には使用できると考えていただいてよいと思います。
手指衛生には使用しない方がよいと思います。

次亜塩素酸水については、経済産業省からファクトシートが出ており、現時点では有効性が確認できないので、評価を継続することとなっています。
https://www.nite.go.jp/data/000109500.pdf
評価しているのは、NITE(ナイト:製品評価技術基盤機構)で、特に、噴霧での利用は安全性が確認されていないと注意喚起しています。
ちなみに次亜塩素酸ナトリウムの人体噴霧は特に有害で、塩素ガスによる間質性肺炎を引き起こす可能性があるので絶対禁忌です。

この検証では、新型コロナウイルスに対して有効なアルコール以外の消毒方法として界面活性剤 11種も検証試験が行なわれています。https://www.nite.go.jp/data/000108034.pdf
有効と判断された界面活性剤は、以下の7種です。
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(0.1%以上)
アルキルグリコシド(0.1%以上)
アルキルアミンオキシド(0.05%以上)
塩化ベンザルコニウム(0.05%以上)
塩化ベンゼトニウム(0.05%以上)
塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(0.01%以上)
ポリオキシエチレンアルキルエーテル(0.2%以上)
これらを含んだ住宅・家具用洗剤のリストは以下になります。
消毒用なので、手指には使用しないでください。
噴霧も禁忌です。
https://www.nite.go.jp/data/000109226.pdf

次亜塩素酸ナトリウムは、アルコールほどの即効性がないので、対象物によっては汚れも落とす界面活性剤の方が経済的で効率的なものもあります。
使い分けをされるとよいと思います。

特定の職種を感染源と断定するのは

2020年06月06日 | 感染管理
昨夜、某局のニュース番組で「新型コロナウイルス第2波へ備えて」という特集番組でコメントさせていただきました。
とてもうまくまとめていただき、記者の方には感謝しています。

さて、ここでも院内感染に関するコメントを求められましたが
今朝、webニュースで気になる記事をみました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a4cc3d062afce03898cae65646b02ceae55cd4f

この記事の見出しはこうです。
「看護師が「感染の媒介」の可能性 集団感染の病院に指摘」
気になる部分を抜粋してコメントします。

「入院患者や医療従事者ら計133人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたなみはやリハビリテーション病院(大阪市生野区)について、厚生労働省のクラスター対策班が調査報告書をまとめた。感染防止対策が不十分だった看護師らが院内感染を広めた可能性もあると指摘している。」
→院内で患者間の感染拡大に寄与する可能性がある職員(ここでは敢えて職員に限定)は看護師だけではありません。
直接接触する機会が多いのが看護師であることは自明でしょうが、たとえば手指衛生の遵守率について他の職種の方が看護師よりも低いという報告は多数あり、業界ではよく知られています。

「感染拡大の原因について、消毒などの感染防止策を十分に講じないまま病棟間を行き来していた看護師らが「感染の媒介」となった可能性を指摘。明確な感染源は特定できなかったと結論付けているという。」
→看護師は病棟間の行き来はあまりせず、まして他病棟の患者に直接接触する機会はほとんどないのではないでしょうか。
医師や理学療法士など、病棟間の往来を頻繁にする職種は他にもいます。
明確な感染源を特定することはできなかったと結論づけられているのにも関わらず、なぜ見出しに看護師が媒介と表現してしまうのでしょうか。

詳細は報告書にあり、クラスター対策班の記述を精読すれば、このような見出しにはならないのではないかと思います。
なぜなら、そのような特定の職種を名指しして、断定的に記述するような報告書を彼らが作成するとは考えられないからです。

また、流行真っただ中です。
終息気分で街中を闊歩している人も多そうですが、SARS-CoV2は日本や地球からいなくなったわけではないので、いずれまた大なり小なり流行するでしょう。
だから、医療現場は次に備えてやることが山積しています。
これまでの対策を振り返り、評価し、改善すること。
今後を予測し、いくつかの可能性にそって、計画を立てておくこと。
そんなオンゴーイングの時期に、医療従事者の気持ちを慮ることなく、逆なでしたり、やる気をなくすような行為はやめていただきたい。

一度でも、現場に立ち
一度でも、患者に接してみたらいい。
そうしたら、何も語らなくても、わかることがたくさんある。

ガウンをもって、マスクをもって、ゴーグルと手袋をもって、医療現場の中を見てみたらいい。