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ろっくぶっくのいつものように

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東北へ-垣間見えた福島の足元

2011-05-09 23:59:44 | 雑記(コト)
福島の桜は例年のように本当にきれいでした。
行ったのは郡山、三春、田村市など、いわゆる中通りなので、今回の震災の影響は直接的にはあまり見えなかったのですが、それでも垣間見えたものがあるので、その報告です。
 往きの東京駅の新幹線ホーム、最後まで残っていた不通区間が復旧し青森までつながった直後だったせいもあるのでしょうか、ザックを背負った人が結構目につきました。被災地へのボランティアでしょうか?あるいは連休を利用して家族や、友人知人のところへ行く人でしょうか?当日指定席を買おうとしたら、9時半くらいまでいっぱいとのことで、結局8時過ぎの自由席で行きました。自由席はすいていました。
 郡山からは車で移動しましたが、家々の屋根にブルーシートが結構目につきます。屋根の上のヘリや稜線部分の瓦がところどころなくて、ブルーシートがかかり、砂袋で押さえているようです。既に一カ月半以上たっているのに、瓦の供給が足りないのか、直す人手がないのでしょうか。蔵の土壁がはがれ落ちているところもおありました。やはり地震の大きさは半端ではなかったようです。
 カーラジオから1時間に一度流れるラジオ福島の「現在の線量情報」にも緊張します。これはまさに原発事故による放射能被害がまだ現在進行形であることを再認識させるものです。福島や郡山が1.5マイクロシーベルト前後、田村市などもう少し海寄りの地域がなぜか0.いくつかで、飯館は3.5くらい。目に見えないものだけに毎時間ごとに聞いていると結構怖いものです。
 帰りの東北道ですが、いかにも緊急修理箇所です、というところもあれば、ところどころうねうねしている箇所もあり、栃木県に入りいつもの高速道路に戻った時にはほっとしました。

 なんだか能天気な観光客のたわごとになってしまいました。

P.S.
 後日、飯館のお酒を東京駅八重洲口の「ふくしまかん」で買ってきました。今年はもう作付ができないだろう、去年作った酒が最後で、幻の酒になってしまうかもしれない、とのことで5月6日、7日と東京で売り出すとの記事を読んだので、頑張って入手しました。

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