この時期のお楽しみ、公開横綱総見に行ってきました。国技館に着いたのがいつもより遅くて９時少し前だったので、もう、白いまわしの関取衆の申し合い稽古をやっているところでした。幕下の勢（いきおい）の稽古を観たいと思っていたので、ちょっと残念でした。土俵上では申し合いだのぶつかり稽古だのをしているのだけれど、土俵下では関取衆がぱらぱらと出てきて準備運動をしたりしている。観ていると、朝赤龍、黒海、旭天鵬、露鵬などが、握手しては、ちょっとだけだけれどなにやら談笑している。久しぶり、今場所も頑張ろうぜ、などと言っているのだろうか。モンゴル語なのか、ロシア語なのか、あるいは日本語だろうか、部屋を越えての仲間なのだろうか。（このあたり、ものすごく勝手な想像です。） 上位の申し合いでは、今日は、大関以上は全員土俵に上がった。朝青龍は足にテーピングしていたけれど、やっぱり、スタミナがあるなという感じ。十番終わって、白鵬が出てきたから、横綱対決かと思ったら、朝青龍が引っ込んでしまった。で、白鵬も十番とって引っ込んだ。そのあと上位のぶつかり稽古が続いて、朝青龍はこれも結構長くやっていた。朝青龍が胸を出すほうになったときに、ぶつかられてもほとんど後ろに下がらないのがすごいと思う。 今場所も楽しみです。両横綱はもちろんだけれど、大関陣の踏ん張りで、しまった土俵を見たいです。
