ろっくぶっくのいつものように

身のまわりの出来事、思うこと、などなど。
絵手紙を始めました。見てください。

ウィンザー城は観光客でいっぱい-エリザベス女王の写真展良かった。

2012-12-28 19:55:37 | ゆったりウェールズの旅-ケンブリッジも少
 ケンブリッジ・ウェールズ報告の最終回です。ウィンザー城観光です。イギリス最大のお城にして、エリザベス女王の居城です。女王様はロンドンのバッキンガム宮殿とウィンザー城を居城としていて、車で40分程だそうです。ウィンザーの町はとっても観光地です。

右側がウィンザー城、左側が観光地のお店などです。

観光客の入り口です。30分程度並んだでしょうか。


中に入ると、良く手入れされた芝生に薄いベージュと白の石造りのお城がよく映えます。

国旗が掲揚されているので、この日はエリザベス女王がいらしたようです


お城の中は撮影禁止なので写真はありませんが、公開されているお部屋だけでも、大きなホールに肖像画、剣や甲冑類、コーヒーカップなどの食器類などなど、それぞれものすごく価値のありそうなものが、これでもか状態で展示されています。クィーン・メリーズ・ドールハウスというのも圧巻でした。何分の一かの縮尺で、家(というより宮殿)が精巧に作られています。

中庭を望むところ。


あと、今年はエリザベス女王が即位して60年ということで、ダイアモンド・ジュビリーと言うそうですが、それを記念して、城内の1室で写真展をやっていました。う~む、若い時の女王様は本当にきれい。気高くて、凛々しい、清々しいという感じです。個人的な感想で恐縮ですが、それがどこかからか、急に顔が崩れた感じです。お年を召したせいかもしれませんし、庶民にはうかがい知れない心労が種々あったのかもしれません。それでも孫と一緒に乗馬を楽しんでいらっしゃる姿など、いい感じです。

出口のところで申請すると、入場券が1年パスになります。もちろん申請して、来年の9月2日まで有効の1年パスをゲットしました。多分行けないですが。

今回でやっと、2012ケンブリッジ・ウェールズの旅報告は終わりです。ケンブリッジ報告は結果としてありませんでしたが、悪しからず。
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ウェールズ魂?-赤ドラゴンだらけ

2012-12-08 16:53:05 | ゆったりウェールズの旅-ケンブリッジも少
 8月から9月にかけて行ったケンブリッジ‐ウェールズの旅の報告がまだ終わりません。今回と多分次回で終わるつもりです。
 
 イギリスは、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドからなる連合王国である、のはご承知の通り。国旗もユニオンジャックで、各国の国旗が合わさってできたもの、ではなくて、ウェールズの国旗は含まれていません。ウェールズって日本でもあまりなじみがないような気もします。ウェールズの国旗って、白地の下半分が緑の上に赤ドラゴンが大きく描かれたものです。これがウェールズのあちらこちらに翻っています。
これはウェールズの首都カーディフの駅です。

ちょっと見にくいですが、奥の方の屋根の上にユニオンジャックとウェールズの赤ドラゴン旗が翻っています。
赤ドラゴンは、旗以外にもここかしこにあって

これはカーディフの駅前のお店のガラスに掲げられていたもの。ちなみに、ウェールズは英語とウェールズ語の併記が義務付けられているとのことで、この赤ドラゴンの下、上段が英語、下段がウェールズ語でカーディフと書いてあります。

これは街中を走るバスですが、この後ろの方にも「カーディフバス」が英語と、ウェールズ語で書いてあります。語順が逆のようなのと、前置詞が i とか y とかありました。ただ、英語と、ウェールズ語の表記の順は決まってないらしく、英語が先だったり後だったり、まちまちでした。現地の人は当たり前のように両方分かるのでどちらでもいいのでしょう。外国人にはやや不親切です。現地の人曰く、小学校でウェールズ語は必修だそうです。

これはケアフィリー城の案内板です。

イギリスで2番目に大きなお城です。一番大きいのは女王陛下の居城であるウィンザー城です。

要塞のようで、一見荒れ果てた城のように見えますが、中の一角は結婚式にも使えるホールになっているし、荒廃していた状態からきちんと整備しなおした歴史などの展示もあります。時間をかけて修復し、ちゃんと維持しているようです。

塔の上にはもちろんウェールズ旗がはためいています。

トップの絵は、カーディフのミレニアム・スタジアム前のWRU(Wales Ruggby Union)のお店で買った、赤ドラゴンのぬいぐるみです。
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我が谷は緑なりき-南ウェ-ルズの石炭博物館

2012-12-02 16:20:11 | ゆったりウェールズの旅-ケンブリッジも少
「我が谷は緑なりき」-1941年ジョン・フォード監督作品でモノクロの秀作です。19世紀末のイギリス・ウェールズの炭鉱町を舞台にした家族愛あふれる物語です。ウェールズはイギリスの産業革命を支えた良質の石炭産出地だったそうです。

今回のウェールズ旅行で訪れたのは、まさに炭鉱跡がそのまま博物館になっているところです。
Big Pit:National Coal Museum.

現地の方から事前に閉所恐怖症の人はやめた方がいいと事前に言われていました。幸い今回のメンバーは特に閉所恐怖症の人はいないようで、2台の乗用車で行きました。

こんな感じのなだらかな渓谷だか丘陵地帯です。

当時の施設が残っていて、見学者は15人程度のグループになって、もとここで働いていた炭鉱夫のガイドと一緒に地下坑道へ降りて行きます。その際に、カメラはもちろん所持品はすべて預けて、代わりにずっしりと重い蓄電池とヘッドランプを受け取ります。蓄電池を腰に巻き、ヘッドランプをつけて、金網で覆われた時代物の大きなエレベーターで地下へ降ります。ガラガラガッシャーン、という感じで地下に着き、そこから列を作って坑道を見て回ります。結構水の豊富な地域らしく、水が流れる音がずっと聞こえています。これで、なんかの拍子で水がこっちに流れてきたら一発でアウトだぁ、などと結構緊張します。坑道の壁には落盤等があった時に危険を知らせる紐が張ってあり、ロバが飼われていた場所などもありました。(少し時が経ってしまったので、記憶がかなりあいまいです)途中の坑道のところで、ガイドさんが「じゃ、ここで、灯りを消してみて」と言って皆がヘッドランプを消したら、そこは本当に漆黒の闇。かなり怖いものがありました。
無事地上に生還して、炭鉱夫さんたちが使っていた明るく清潔な感じのシャワー室なども見学しました。

近くのブレコンビーコンズの丘陵地帯で昼食。まわりはヒースの丘にへザーが一面でした。


帰国後、「我が谷は緑なりき」をDVDで見ました。あの炭鉱跡を見た後は、なおさら胸にしみます。名作です。お薦めします。


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ウェールズ民族博物館-家族でのお散歩コースにいいかも

2012-11-22 18:17:12 | ゆったりウェールズの旅-ケンブリッジも少
ウェールズのカーディフ郊外にある、ウェールズ民族博物館(St Fagans:National History Museum, Cardiff)に行きました。ウェールズの人々の昔からの生活を郊外展示してある博物館です。明治村のイメージでしょうか。カーディフの観光案内のガイドブックにはたいてい載っているところです。地元の人は、「セント・ファーガンス」と言っているみたいです。カーディフの駅前からバスで行きます。入場無料で、広い敷地の右半分が領主の館があって、お庭がきれいに整備されているエリアで、左半分が庶民の生活エリアでした。
こちらは領主エリア。


これがかっての領主の居城。外は武骨と云わないまでも、そっけない感じですが、中の調度はなかなかのもので、地方領主が結構贅沢な生活をしていたのだと思わせるものでした。


こちらは庶民エリア。


昔のパン屋さんです。中でちゃんとパンやキャンディーなんかを売っています。


庶民エリアの一角に長屋のような建物があり、2Kくらいで同じ大きさの区割りになっていて、随分と古い時代から現代にいたるまでの部屋が再現されています。かなりうろ覚えですが、いちばん古い時代の部屋は土間で、狩りに使いそうな道具と皿などが並んでいたと思います。そこから、だんだん箪笥のようなものが増えたり、室内にも刺繍されたカーテンみたいなものが飾られたり、ソファーが出てきて、テレビが出てきて、と、徐々に今の生活に近づいてきますが、部屋の大きさは基本的に変わらず、人の生活スペース自体はそんなに変わっていないんだなあと思いました。

観光客もそれなりに居たのかもしれませんが、地元の人が家族で一日のんびりとしに来るところかな、と思いました。
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なでしこも活躍-カーディフ、ミレニアムスタジアム

2012-11-03 15:35:32 | ゆったりウェールズの旅-ケンブリッジも少
2ヶ月経つとさすがに記憶が薄れてきます。忘れきらないうちに書いておきます。

ウェールズは、カーディフのミレニアムスタジアムのスタジアムツアーに参加しました。ロンドンオリンピックでなでしこジャパンが確か、1次リーグの3戦目と決勝トーナメントの準々決勝を戦ったところです。1次リーグの3戦目は試合会場の長距離移動を避けるために勝ちに行かずに、2試合連続でこのカーディフのミレニアムスタジアムで戦いました。

で、ミレニアムスタジアムです。ここは、WFU(Wales Rugby Union)の本拠地だそうです。ラグビーの本場なのですね。
ミレニアムスタジアムはカーディフの駅前のバスターミナルのすぐ後ろにあります。朝の10時から夕方5時まで毎時約1時間のスタジアムツアーが行われてそれに参加しました。Westgate StreetにあるWFU storeでスタジアムツアーの申し込みをして、とガイドブックにあったのですが、このお店がとてもわかりにくくて、結構うろうろしました。
外からの威容です。

選手たちのプレスルーム。壁には往年の名選手の写真が飾られています。

ここで記者会見をするそうです。

上方の座席からみたところ。この日は芝生がはがされていて、グラウンドを整備する車が何台か働いていました。

ホスピタリティ・スイートと呼ばれる貴賓室。ここから、食事をとりながら試合を観戦できるそうです。とんでもなく高い料金を言っていましたが、忘れました。

ラグビーの優勝カップだったでしょうか。このすぐそばの席にエリザベス女王がお座りになったと言ってました。

1時間弱で選手のロッカールームだの、選手たちがピッチへ出ていくときに通るプレイヤーズ・トンネルを音楽つきで歩かせてくれたり、結構楽しいです。座席もピッチすぐのところ、中段、最上段と連れて行ってくれます。1回のツアーの人数が25人くらいに制限されているのは、移動するときに使うエレベータに1回に乗れる人数の制限のようです。芝生が張られているときに見たかったけれど、まあ満足です。
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あこがれのウェールズへ行った!!

2012-10-27 15:37:40 | ゆったりウェールズの旅-ケンブリッジも少
8月から9月にかけて、イギリスのケンブリッジとウェールズを旅してきました。少し時間が経ちましたが報告します。
ヒースローについたのはロンドンオリンピックが終わって、パラリンピックが始まる前でした。今となっては、随分前のことみたいです。ケンブリッジは2009年に続いて2度目ですが、ウェールズは初めてです。今回はケンブリッジとウェールズの首都カーディフに滞在し、周辺の町など訪ねました。何回かに分けて報告します。
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