磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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週刊東洋経済 2011-12/17

2012年04月17日 | 読書日記など
『週刊東洋経済 2011-12/17』
   東洋経済新報社2011年

特集名 ガバナンス不全症候群



「経営者はなぜ暴走するのか 日本企業に潜む、ガバナンス不全という病理を直視しなければならない」

「九州電力 第三者委の報告を「無視」大臣巻き込む泥仕合に」 下「」引用。

「コンプライアンスを超えガバナンス問題に発展
 -略-
 第三者委の委員長を務めた弁護士の郷原信郎氏は当初「(今回の問題は)原発事故によ環境の激変に対応できなかったことによるもので、九電特有の問題ではない」ととらえていた。事故によって原発の安全神話が崩れ、説明責任が増したにもかかわらず、その変化への感度が鈍かった、と考えていたのだ。
 が、8月9日に九電に証拠書類の破棄が発覚したことで考えは一変する。組織的に破棄が行われたという事実に加えて、この日の九電側の対応にも大きな問題があった。
 九電の用意で記者会見を開催することになったものの、打ち合わせのため眞部社長に連絡を試みてもつかまらない。連絡が取られたは会見開始20分前。が、会食後なのか当人は酔った様子で「何で会見を開くんだ」「どうせ自分は辞める人間」と後ろ向きの発言を続けたという。
「もうあの人にはついていけない」。混乱の中で幹部の一人がつぶやくのを聞いて、「この会社が原発なんて運営できるのだろうか、と思った。そこで発端となって、会社のあり方を根本的に立て直さなければいけない、という認識を持ち始めた」(郷原氏)。これを境に、現経営陣のガバナンス問題がより重要だと考えを改めた。」

「電力会社には独立した監視機関が必要」

「乱暴な発言を繰り返す枝野経産相にも問題」 下「」引用。

「それより問題なのは「枝野経産相の“暴君ネロ”のような発言」と、森田教授は話す。「取締役の信任・不信任は株主に権限があり、進退は大臣が決めることではない。明らかに法律を超えている行為だ」(森田教授)。-略-」

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「【東電】隠蔽体質見抜いた仏格付け会社」 下「」引用。

「東京電力のコーポレートガバナンス(企業統治)に対する評価は、100点満点でわずか2点」。すでに2年前、こんな厳しい見方を示していた格付け会社がある。フランスの「ヴィジェオ」だ。-略-
 「100点満点中2点」との評価は09年7月発行のリポートに記載したもの。同社が格付けを行う世界2100社の中でも最低だ。社外取締役の数や取締役に設置された委員会の機能などに関する質問状を送付しても、東電から回答はなし。「電力会社にも評価が低くないところはある。東電の場合は透明性の欠如が問題」とヴィジェオのローベール・ヴェルディエ日本代表は話す。-略-」

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「社外取締役・社外監査役の兼任社数」
「7社の役員掛け持ちも今後は兼任数も議論に」










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