朝日新聞の秘蔵写真が語る戦争

『朝日新聞の秘蔵写真が語る戦争』
　　　朝日新聞社「写真が語る戦争」取材班・著/
　　　　　朝日新聞出版2009年

図書館の説明文。下「」引用。
「朝日新聞社内に埋もれていた戦前・戦中の写真７万点。写真にまつわる人々が記憶する「戦争」を求め、記者が国内外各地に飛んだ－。第１級の歴史資料を含め写真・図版３５０点以上を収録した、「戦争の時代」の記録集。」




「幻」の陶貨幣

テロ「虎ノ門事件」の写真。

「上海事変」の不許可写真があった。死体がならぶ、残虐で悲惨な写真。

捕虜の写真が不許可の理由。下「」引用。
「支那兵または支那人逮捕訊問等の記事写真中、虐待の感を与ふる虞あるもの」は掲載不許可、とある」

「ノモンハン事件」責任追及なし
今も日本社会は変わらないくせに……。

「樺太の戦争」、「傷痍軍人」、「ヒトラーとベルリン五輪」というタイトルの文と写真があった。

「鉄脚軽く、義足勇士の清水寺参拝＝41年9月27日、京都市東山区」



「戦時下の美術」　下「」引用。
「戦意高揚の手段
　藤田嗣治、藤島武二、小磯良平、向井潤吉－－。日本を代表する画家らの視線は、兵士が中国の子どもに日本語を教える絵に注がれている。－略－」

「わらわし隊」

「人種平等」　下「」引用。
「日本政府は、38年12月に近衛文麿首相らによる「五相会議」を開き、「猶太（ユダヤ）人対策要綱」を定めた。ドイツに配慮して「積極的に抱擁することは原則として避けるべき」とする一方「極端な排斥は帝国が主張してきた人種平等の精神に合致しない」とした。」

「解説」半藤一利・著。







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