磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

週刊朝日 2011-4-2

2011年08月09日 | 読書日記など
『週刊朝日 2011-4-22』
    河畠大四・編/朝日新聞社2011年

特集名 復興への祈り



「鎌田實vs.山下教授」
この時点では、メルトダウンも政府は認めていなかった。
しかし、100ミリシーベルトのことで、鎌田は山下に質問……。下「」引用。

「低線量被ばくについては、意見がいろいろ分れていて、まあその質問を先生には一回電話でしつこくききましたが、たとば100ミリシーベルトの被ばくを受けると、0.5%ぐらいががんになる率が高くなるという研究論文も出てすます。
山下 いま議論していることは、少ない量を1年間飲み続けたり、食べ続けたり、そこに住むと、自然界の数倍、あるいは10ミリシーベルトを超える。-略-」

1年ですむと思っている……。それに、内部被曝も考慮しないと……。

山下はチェルノブイリで。下「」引用。

「そんなときに、「私は長崎から来ました。被爆2世です」と言うと、会場の暗い雰囲気が変わる。広島・長崎は反核ということだけではなく、聞く相手に安心感を持たせます。現場を歩くことが私のモットーです。私はWHO(世界保健機関)にも2年間行って、放射線事故の国際対応もしました。」

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被曝2世……。他の人たちとはずいぶん異なるようにボクには思えます。

もくじ

鎌田のソフトな追求……。山下は誤魔化す。下「」引用。

「鎌田 1ミリシーベルトと100ミリシーベルトでは、100ミリシーベルトはもしかしたら何か起きるかもしれないというのを、先生も認めていて、1ミリシーベルトだったら、先生は、まず問題がないと思われるんですね。
山下 僕の「大丈夫」という話を聞くと、山下に騙されるなと言う人がよくいます。放射線自体が大丈夫というわけでは、ありません。-略-」

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福島原発だけではない。下「」引用。

「4月7日深夜、宮城県沖のマグニチュード(M)7・1という最大級の余震で、大停電が起きました。青森県の六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場と、東通原発で外部電源が遮断され、非常用発電機が稼働したと報じられました。
 現在断末魔で全面停止している六ケ所村の再処理工場は、全国の原発から運ばれてきた使用済み核燃料で容量3千トンの貯蔵用プールがほぼ満杯です。電源喪失やプールの破損で冷却できなくなれば、水素爆発が起きる危険性があります。もし、厳重に管理されている強い放射能を出す高レベル放射性廃液の一部でも漏れ出せば、東北北部と北海道南部の住民が避難するほどの大惨事になるでしょう。-略-」

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「大熊町の病院で遺体のまま3週間放置されていた父」富岡町 佐藤和彦さん(47歳)。下「」引用。

「むごい事実を知らされたのは地震から3週間を過ぎた4月3日でした。父はすでに亡くなっており、遺体は双葉病院に放置されてままだったというのです。
「6日に警察が入り遺体を運ぶ」
 と、蓋美病院側から連絡が入りました。
 6日の夕方、私はようやく父と対面しました。妻が差し入れたパジャマを着ていましたが、呼吸器をつけたまま亡くなったのか、父の目と口はぽっかりと開いたままです。」











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