磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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シリーズ戦争遺跡 4 幻の「大東亜共栄圏」

2010年11月28日 | 読書日記など
『シリーズ戦争遺跡 4 幻の「大東亜共栄圏」』
   本庄豊・編/汐文社2010年

外国でも、迷惑をかけた証拠は残っていますね。



「日本軍が二百三高地に建てた銃弾のかたちをした記念塔

「日本とロシアの会見がおこなわれた水師営の家

タプコル公園(「パコダ公園」)。

石井部隊(731部隊)記念館などについて書かれてあった……。

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資料館になったという。下「」引用。

「2001年4月、明治大学生田キャンパスに、「明治大学平和教育登戸研究所資料館」が開設しました。」

戦艦アリゾナ」 下「」引用。

「パールハーバーの水底に沈没したままの状態の戦艦アリゾナをまたぐようにしてアリゾナ記念館があります。」

コタバル奇襲が先。下「」引用。

「太平洋での最初の戦闘はパールハーバーとよく言われますが、実際には日本陸軍がイギリス領マレー半島のコタバルを奇襲した方が早く、その後、少しおくれて海軍がパールハーバーを奇襲攻撃したのです。」

「平和の塔」? 下「」引用。

宮崎市の平和台公園に、高さ36.4メートルの「平和の塔」がそびえています。平和の響き、いいですね。ところがです。塔の中央には、「八紘一宇」と刻まれています。これは、戦争中の、天皇のもとに世界をひとつの家のようにまとめようというスローガンで、東南アジアへ日本軍をすすめる口実として使われた言葉です。この塔は、神話にもとづいた紀元2600年記念行事(1940年=昭和15年)の一つとしてつくられました。」

「●映画「戦場にかける橋」の真実」 下「」引用。

「映画「戦場にかける橋」では、連合軍捕虜が木製の橋脚の設計をおこなったとされていますが、これは事実ではありません。日本陸軍の鉄道連隊が鉄製の橋として設計しています。また、現在残っている橋も、当時のままの鋼鉄製です。
 泰緬鉄道建設に従事した6万人といわれる連合軍捕虜とは別に、18万人とも30万人ともいわれるアジア人労務者も映画には登場しません。
 映画は連合国軍の活躍をえがこうとすものですから、その点は注意する必要があります。鉄橋がかかる川の名前は、もともとはメークロン川といいましたが、映画によって「クワイ河」が有名になったため、「クウェー・ヤイ河」と改められました。」








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