磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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学習文庫38 戦争か平和か 反核・草の根運動のために

2008年06月11日 | 読書日記など
『学習文庫38 戦争か平和か 反核・草の根運動のために』
   長尾正良・著/学習の友社1982年

表紙に書かれていますね。下「」引用。

「現代の戦争
人類が直面する核戦争の危機
日本が核戦争の足場に
「ソ連脅威論」について-略-」



レーニンはやはり戦争好きであったようだ。
--レーニンの著作からそれを何ヵ所かとっている。下「」引用。

「戦争は別の(すなわち暴力的な)手段による政治の継続である。……マルクス主義者は、この命題を、それぞれの戦争の意義を見るさいの理論基礎であるといつも考えて来たが、それは正しかった」(レーニン「社会主義と戦争」、一九一五年七~八月、『レーニン全集』第二一巻三一○ページ)。」

またテロリスト以外は俗物というレーニン。下「」引用。

「俗物は、戦争が『政治の継続である』ことを理解しない。……戦争がなにがもとで、どの階級によって、どんな政治目的のためにおこなわれているかを検討したい」(レーニン「マルクス主義の戯画と『帝国主義的経済主義』とについて」、一九一六年八~九月、『レーニン全集』第二三巻二七ページ)。」」

第一回「テロの遺産」『赤いテロの貴公子』=レーニン。

三菱総合研究所は戦争を金儲けの対象と研究する……。下「」引用。

「上田耕一郎氏の『現代世界と社会主義』(大月書店、一九八二年)に紹介されていますが、三菱総合研究所(日本の独占資本のもっとも権威ある頭脳集団のひとつ)が一九七七年末にだした『世界公共事業資金提言』は、現在の世界不況が第二次世界大戦の戦費に相当するほどの有効需要を喚起(かんき)することなしには克服できないものであると述べています。提言には、一九三○年代の世界恐慌を克服するうえで、軍拡と戦争そのものにともなう巨額の軍事支出が有力な手段であったことを、冷厳な歴史的事実と述べているくだりがあります。」

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戦車も弾も、実質、人類の福祉(暮らし向き)に役立ってなんていない!

横須賀での市民の抗議活動。下「」引用。

「一九八一年-略-横須賀では市民の支援と共感のもとに、母と子の座り込みをはじめ抗議行動があいつぎ、横山市長さえ、前回のミッドウェー入港のときに花束をもって岸壁まで出迎え、「焦熱のインド洋作戦御苦労さん」と歓迎の言葉を述べたのとはうって変わり、今度はゼスチャーたっぷり「入港延期」を訴えまわっていたとき、ワインバーガーは、既定方針どおり六月五日にミッドウェーを入港させる理由づけとして、核の傘の提供を、アメリカの義務ではなく、権利といってのけたのです。」

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原子力潜水艦の出入港は行なわれているという。下「」引用。

「なお、攻撃型原潜三七隻の大部分は、核爆雷サブロックを装備したまま、また、うち一四隻は、そのほかに艦対艦核ミサイル・ハーブーンを装備して、くりかえし横須賀、佐世保、ホワイト・ビーチ(沖縄)に出入港しています。」









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