磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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海はるか *「おこりじぞう」のこと……

2006年08月10日 | 読書日記など
『海はるか』
      山口勇子・著/新日本出版社1988年

帯にこう書かれています。下「」引用。

「第五福竜丸元乗組員の手紙がなげかけた波紋
ビキニ被爆にからまる一女性の秘められた生と死をとおして、核廃絶への新たなな連帯のひろがりを感銘深く描く。」



・海はるか
・青葉のしずく
・ドイツのどんぐり
・たそがれ考
が掲載されています。


第五福竜丸事件は大事件だと書かれてあります。下「」引用。

「さかえが小学生のとき、第五福竜丸事件の話を先生からきいて、教室中が鳥肌立つような気持ちになった、というあのことだ。
「そりゃ、大事件だもの」

ボクは学校の先生が教えてくれたのでは、そんな大事件とは思わなかったです。世間が騒ぐなら、大事件ならそうかもしれないけど……。

歴史的に科学的に考察できて、大事件だと思ったのは、大人になってからです。

おこりじぞうのことが書かれてありました。
・語
・歌
・人形劇
・アニメ映画
・オペラ
・紙芝居
になったそうです。

おこりじぞうの地蔵の涙をのむシーンは、赤十字病院での被災者に白衣の二人が、何か白い汁を飲ませているシーンを思い浮かべられたようです。最期の水……。

絵本 おこりじぞう


昭和19年夏、島根の山奥の陸軍病院に衛生兵としてまわされたという老人。広島原爆投下三日後、負傷兵が運ばれてきたという。老人の幼なじみがいたという。

1981年初秋、ベイルート旅行。海沿いに広がるベイルート、爆撃、破壊、殺人、それらがなければ、それは、美しい、世界一の町なんだがねと、タクシー運転手。





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