磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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25通の手紙で読む龍馬の肉声

2010年04月04日 | 読書日記など
『25通の手紙で読む龍馬の肉声』
   木村幸比古・著/祥伝社2010年

表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「■龍馬の姿に直に触れる最良の方法
 -略-
 司馬遼太郎は、そんな龍馬の手紙からは「精神の肉声」が聞こえてくるようだと評した。
 その文章はきわめて平易であり、得意のときは「エヘンエヘン」と擬声語を発し、旅行や見聞を記すときは、地図やイラストも入って絵手紙の様相を呈する。およそ「志士」の手紙らしくない。」



新書化されたという。下「」引用。

「本書は、小社刊単行本「日本を今一度せんたくいたし申候」(二○○○年)に加筆して新書化したものです。」

干支では、羊どしの龍馬。

小松帯刀と龍馬。下「」引用。

「何よりも小松は龍馬の最大の支援者、人物を育てることに労を惜しまなかった。若き五代友厚(ごだいともあつ)を海外に留学させ、のち初代大阪商法会議所会頭にのぼらせるきっかけをつくったのも小松の眼力といえる。
 龍馬が同盟に確信を持てたのも、西郷の後ろにいる小松の存在があればこそだった。」

ブーツと奇襲作戦。下「」引用。

「奇襲作戦に備え、小瀬川周辺の篠茸は鋭く斜めに切られ、草鞋(わらじ)では足に刺さり容易に通り抜けられない。このような革靴は非常に役立つ。龍馬がブーツを履いていたのもうなずける。単なるファッションだけではなかった。」

「12 龍馬自筆の観戦イラスト図」

「戦闘中に酒をふるまう高杉晋作」 下「」引用。

「高杉晋作は本陣より錦の手のぼりにて下知し、薩州の使者村田新八と色々話などいたし、へたへたと笑いながら気をつけている。敵は肥後の兵などにて強かりければ、晋作下知して酒樽を数々かき出して、戦場にてこれを開かせなどしてしきりに戦わせ、とうとう敵を打ち破り、肥後の陣幕旗印など残らず分取りいたしたり」」

「犬飼の滝」を龍馬は「蔭見(いんけん)の滝」と書いた龍馬……。下「」引用。

「実のところ、この滝は、「犬飼(いぬかい)の滝」というのが正しい名称らしい。ところが筆者も現地に行ってはじめてわかったが、地元の人が発音するのを聞くと「いぬかい」ではなく、「いんけん」と聞こえる。何度聞き返しても同様である。つまり龍馬は聞き間違えたわけではなく、聞こえたとおり書き記したということになる。」

「19 現存唯一、お龍宛ての手紙」

龍馬の哲学。下「」引用。

「龍馬は商いに哲学をもっていた。商人は叩かれても決して叩き返してはならない。叩き返せば永遠にケンカは終わらない。商売で決着をつける。一時の成功は真の成功とはいわない。継続の成功でなければならない。岩崎は奇想天外の発想をもつ龍馬の虜になった。-略-」

「龍馬暗殺当夜の顛末」峰吉の談話をもとに書かれてあった。

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