磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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イラク湾岸戦争の子どもたち-劣化ウラン弾は何をもたらしたか-

2009年07月23日 | 読書日記など
『イラク湾岸戦争の子どもたち
  -劣化ウラン弾は何をもたらしたか-』
    森住卓(写真・文)/高文研2002年

帯に書かれてあります。下「」引用。

「ブッシュ大統領は、イラクを「悪の枢軸国」と呼び、またも総攻撃の意図をちらつかせている。しかし--大統領。攻撃の命令を下す前に、せびともこの写真を見てほしい。
劣化ウラン弾による白血病に苦しむ幼児の姿わ。
子ども専用墓地にえんえんと広がる小さな土饅頭を。
頭部の欠損した無能症児の閉じられた瞳を。」

このころは、パパ・ブッシュが大統領だったころのことですね……。



「湾岸戦争から10年、イラクは今
*劣化ウラン弾--もう一つの“核戦争”」

むごい写真……。
これが世界の警察がやったこと?
--フセインがやったことの差はどこにあるのか?
また、ナチス・ドイツなどとの差もわからない……。
それが米軍……。

伊藤政子さんに紹介してもらったという。下「」引用。

「伊藤さんは湾岸戦争直後からバグダッドに入り、その後何度もイラクを訪問し、子どもたちに医薬品や学用品、衣類などを届けていた。イラクでは、「マサコ」と言えば誰もが子どものために援助活動している日本人の女性、とすぐわかるほど有名なのだ。
 当時、私が持っていたイラクに対するイメージは、とても危険なところ、独裁国家で国民は自由が奪われているという程度、そんな国に入国することはとても難しいこと、と思っていた。
 翌週、伊藤さんにイラク取材の件を話すと、イラク写真家協会が国際写真展を開催するので、そこに写真を応募すれば写真家協会が招待状を出してくれ、入国ピザがもらえるということだった。-略-」

「あとがき」 下「」引用。

「一九八八年から二○○一年末にわたる私の四回のイラク取材は、本文に書いたとおり、伊藤政子さんの協力によって始まった。伊藤さんはイラクの子どもたちに医薬品や衣料品を援助する「アラブの子どもとなかよくする会」をつくって活動をすすめてきている人である。私のイラクでの取材も、「アラブの子どもとなかよくする会」のイラク支部長をつとめているイラク人、イブラヒームの協力ですすめることができた。彼は三四歳、バクダッド工業大学を出たエンジニアである。-略-」








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