磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

週刊文春 2011年12月29日号

2012年02月09日 | 読書日記など
『週刊文春 2011年12月29日号』
   島田真・編/文芸春秋2011年

特集名 金正日「北朝鮮崩壊」!地獄への道



「チェルノブイリの教訓を無視 野田首相 原発事故収束宣言は世界の笑いもの」青沼陽一郎(ジャーナリスト)。下「」引用。

「野田首相は「冷温停止状態」なる言葉で事故の収束を世界にアピールしたが、国際的に醜聞をまき散らしたようなもの。仮設住宅では手抜き工事が被災者を苦しめ、福島県では中古車さえ輸出できない。震災と原発事故の混乱で見過ごされたスキャンダルを暴く全13本!」

「作業員は見た!福島第二原発も地震で放射能漏れ」鈴木智彦(フリーライター)。下「」引用。

「政府は当初の予定より一カ月早く冷温停止を宣言したが、当の原発作業員は信じていない。それどころか、事故がなかったはずの福島第二原発の危険性も指摘する。福島第一原発(1F)で働いた『ヤクザと原発』(小社刊)の著者が、“東電のウソ”を告発する。-略-」

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第二も水素爆発可能性?……。小出裕章。下「」引用。

「東電の発表だと2Fは遅くとも三月十五日には冷温停止しているはず。水素爆発が起きた可能性があるだろうか。京都大学原子炉実験所の小出裕章助教は「データも少ないので、はっきりしたことは言えない」と前置きした上で、こう解説する。
「オペレーションフロアの汚染は、『スロッシング』が起こったのだと思われます。これは使用済み核燃料プールの水が、揺れで飛び散る現象です。水素爆発は、燃料棒が長時間露出しないと起きないので、可能性はかなり低い。ただ建屋を破壊しない程度の水素爆発も理論上あり得ます。燃料を含むジルコニウムが八百五十~九百度を超えると、水と反応して水素が発生するからです。ひょっとするとこうした現象がせ起きていたのかもれしれない」
 これに業者たちは「極めてまっとうな納得の行く答え」と言いつつ、こう語る。-略-」

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「放射能汚染 福島で不気味な植物巨大化進行中」 下「」引用。

「放射能汚染の被害を受ける福島で、ある“異変”が起きている。
「三年前に枯れたシャコバサボテンが今年生き返ったんです。特に手入れをしたわけではないのですが……」-略-
 同市に住む別の女性も、口をそろえる。
「今年は本当にすごかったよ。家庭菜園で育てているハーブなんて、普通は二十センチくらいしか伸びないのに、今年は夏ごろからニョキニョキ育って、トマトや茗荷も丸々大きくなってよ、味もそりゃあよかった。庭いじりをやっている友達もみーんな『今年はずこい』って言っている。『これは放射能の影響でねえか』って噂になっているよ」
 原発事故による被害で大打撃を受けた福島の農産物も例外ではない。皮肉なことに、今年はどの作物もできがいいという。
「米も野菜もできがいいけども、ほとんど出荷停止。基準値を下回った物でもまったく売れない。周りの農家はみんなやめちまったよ。いま、来年に向けて農地を耕してはいるけど、どうなるか分からない」(福島市荒井の農家の男性)」-略-」

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「輸出阻止 まだ嫌われるメイドインジャンパン」

「東電料金滞納!? カルメンマキが語る反原発の思い」 下「」引用。

「一九六九年に十七歳でデビューしたカルメン・マキ。かつての「全学連のマドンナ」が、今夏、あえて東京電力の電気料金を滞納したという。
「夏になって、急に我が家の電気料金が上がりました。請求書をあらためて見ると、よくわからない項目がたくさんある。例えば、太陽光促進付加金というものが徴収されている。請求書の裏面に計算書などが書かれていますが、誰もがわかるように説明するのが当たり前だと思います」-略-
「政府や東電の一方的な説明に、なぜみんな声を上げないのでしょうか。私が文句を言って怒るのは、日本を愛しているから。なのに、肝心の日本人が声を上げて怒らない。難しい問題や煩わしいことは、誰が決めてくれると考える人が多いように感じますが、日本人の国民性なのでしょうか。でも、大切なことを人任せにしてきたからこそ、東電や原発、さらには無責任な政府を生み出してしまったのだと思います。こんな日本を変えるには、若者が立ち上がるべき。革命を起こすぐらいの意識と覚悟を持って声を上げて行動する。我々年寄りは、それを後ろから支えていく。そして、いまこそ日本は脱原発依存の明確なメッセージを発信すべきなにのです」
 果たして、マキさんの思いは日本人に届くのか。」




カルメンマキさんも、梶芽衣子もかっこいいね……。






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