磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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007 恋人は一人……

2007年11月13日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


一章、マン・リブ




007 恋人は一人……


「でもさぁー、女子だけの飲み会だったら、百合子ったら、男っぽいのよね。おいおい、そこの醤油とれよ! って舌がまわっているんだもの」

「そりゃ、百合子さん、河内の生まれだもの」

「あら、茜、よく知っているのね」

「そうよ、高校のときはクラスメートだったもの」

「高校のときってことは、今は違うってことなのかしら」

「今は、百合子は小沢さんに夢中ってことなのよ」

「そうよね、女子とのつきあいなんて、暇があったらするって感じだものね」

「それでいいじゃないの、幸せならば……」

「幸せって他人にひけびらかすものかしら? まったく感じが悪いんだから、大学のキャンパスにはいろんな人間がいるのよ、それなのにべたべたしてさあー、何よ、まったく失礼こいじゃうわよ」

「ほんと、ほんと、しつれいを連発でこいでいるわよ」

「あなたたち、それだから、恋人の一人もできないのよ」
茜は姉御肌なのでそう言った。

「茜さん、恋人は一人でいいのよ」
と、合唱される。

「たしかに、恋人は一人でいいわねえ……」

「茜さんにはいたのかしら……」

「さあ……」

頭に小一郎のことが浮んだ。
あんなヤツ……。

でも、こんなことも思いついた。
--そして、その思いついたことを話した。

「若い時に、自分にだけ親切な相手は選んではダメなんだって……」

「どうして……」

「いずれ、歳をとるからよ。そうしたら、振り向きもされないかもしれないって……。それにホルモンの影響で、女性を獲得したいから、猫なで声をだしている場合もあるんですって!?」

「ううー。それは困った困った……」





閑話休題

昨日の話しの続きは、また今度に……。

ちょっと書きたい記事がありました……。

日本マスコミ「臆病」の構造

この本を先日、upしましたが、

NHKで昨夜、珍しく闇社会のことを

放送していましたね。

バブル不況ではなく、

やくざ不況ということを↑の本では

書かれて有りました……。

また、私物国家 日本の黒幕の系図という本では、

癒着(いつものこと)の一員として

接着剤の役割をしている

とも書かれてありました。


【再放送】NHKスペシャル
「ヤクザマネー~社会を
蝕(むしば)む闇の資金~」


放送日:2007年11月12日(月)
放送時間:翌日午前1:05~翌日午前1:55(50分)

ベンチャー企業が大変だそうです……。









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