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図解雑学 生物・化学兵器 -絵と文章でわかりやすい!-

2009年07月25日 | 読書日記など
『図解雑学 生物・化学兵器 -絵と文章でわかりやすい!-』
   井上尚英・著/ナツメ社2008年

帯に書かれてあります。下「」引用。

「見えない脅威!
サリン、VX、ホスゲン、マスタードガス、天然痘ウイルス、炭疽菌、野兎病因、ボツリヌス菌毒素、リシン、Q熱リケッチア……
生物兵器・化学兵器は音も立てずに忍び寄る!」



分類の見直し……。下「」引用。

「もっとも近年、クラスター爆弾や劣化ウラン兵器、ナパーム弾などの非通常兵器、さらには小型核兵器が開発されており、「大量破壊兵器」という分類法を見直す時期が近づいているような気がする。」

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ハーグ宣言には抜け道があった。下「」引用。

「この宣言には加盟国が少ないという点と、ガスの放射または砲弾などによるガスの投射を禁止しているが、その生産と保有を禁止することにまで踏み込んでいないという点に、大きな抜け道があった。」

発明は古代ギリシャ人……。下「」引用。

「~毒ガス兵器のはしり、ギリシャの火~
 古代ギリシャ時代、銀や鉛を精練する際に発生するガスが極めて有害とされ、恐れられていた。やがてこの有害物が、硫黄が燃える際に発生する「亜硫酸ガス」であることが突き止められ、その毒性を増すためにのさまざま工夫が凝らされることになった。これが化学兵器の始まりとされている。-略-」

「「化学戦争」といわれた第一次世界大戦」 下「」引用。

「~使用された化学兵器30種、死傷者130万人~
 第一次世界大戦では、ありとあらゆる化学物質が化学兵器として実戦に投入された。英国国防省によると、1915年4月から1918年11月までの間に、1万3500万tの化学兵器が使用された。催涙剤も数多く投入されている。-略-」

「日中戦争は第一次世界大戦後最大の化学戦争」 下「」引用。

「~毒ガス戦の回数は2000回以上~
 -略-なお、中国軍には毒ガス戦を行う能力がなかったという。」

ハラブジャ事件、劣化ウラン弾「“湾岸戦争症候群”という奇病」、イープルの毒ガス戦、こうもり傘殺人、マルコフ暗殺事件、「1978年、コストフ暗殺未遂事件」、「1979年、スヴェルドロフスク事件」、オウム真理教事件などについても書かれてあった。

アメリカに炭疽菌爆弾を発注したチャーチル。下「」引用。

「-略-ドイツがポツリヌス菌爆弾を打ち込んでくるという情報に慌てたチャーチルは、アメリカに炭疽菌爆弾30万発を発注した。しかし、ドイツが降伏したため使用されることはなかった。」










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