磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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074インド核兵器の開発はアメリカ人

2006年05月31日 | Ra.
ラヂオアクティヴィティ[Ra.]
第一部ブロック・バスター

四、インスタント・カーマ

074インド核兵器の開発はアメリカ人?



スタジオでは、核兵器のことついて語られていた。

エリックが画面に登場する。
「どうだね。核兵器は世界平和のために貢献しているかい。化学兵器は、全廃条約が国連でもできたが……。核兵器はなくてはならないものだろうか、そう思う人は手をあげて……」
手を挙げるマイク。

「湾岸戦争では、無言の驚異になっていたと想う」

「イラクにも、核兵器はあるらしい・・・よ」
博士は意見を述べた。

「嘘だろう……」
勇気たち。

「核疑惑はあった……。持っているかどうかはわからないだろう。イスラエルもはじめは疑惑だったが、今じゃ確実に存在していて、核弾頭があるという。イスラエルは危険な国ではないが、イラクという独裁者の国がもっていることは非常に危険だ!」
マイクはたんたんと述べた。

「核疑惑……、イラクにそんな技術があるのですか」
「イラクになくたって、他の国から買えばいい」

「まったく、ロシアには、困ったものだ」
マイクはイワンの顔をさがしたが、なかった。

「売った疑惑があるのは、ロシアじゃない……。疑惑だからね……。最貧困国のインドが原爆を持ったのは、アメリカの協力によるものだよ」
行者はむっとしていた。

そんなことより、貧困を救ってほしいのに……。
こんなことは、別に悟りを開かなくとも、良心がある人間なら当然おもうことだろう。
インドがまた核開発を進めたから、隣国のパキスタンも進めた……。

安心を買うために、両国の国民は命を削っている。
しかし、核兵器では安心を買うことなどできない。
買えるのは互いの不信をつのらせることだけである。

「えっ!」
マイクはアメリカがそんなことをしていたなんて、考えられなかった。

「すぐに、マイクと話すと国と国の話になってしまうな!まずい!まずい!」
エリックは苦虫を殺したような表情になった。

「今、核戦争が起こっても不思議じゃない気がします!」
「なぜ、そう想う?」
「核をきちんと管理していない国があるからだよね!」

テレビのテロップがフラッシュしていた。
ニュース速報のしるしだ。
何かあったのだ!
みんなは緊張した。








閑話休題

アメリカはインド人を非難するが、
インドに核技術を売り込んで、
ビジネスをしたのが、
アメリカである。

日本の原発も、
どちらかといって、
アメリカが強引に売り込んで
きたように思えるような、
文章にいくつも出会う。

高木仁三郎などは、
GE(ゼネラルエリクトリック社)
の下請けのような
会社で働いていたと
書いているくらいです。
もちろん日本の原発ですよ。






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