磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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戦争中毒 アメリカが軍国主義を抜け出せない本当の理由

2008年11月02日 | 読書日記など
戦争中毒 アメリカが軍国主義を抜け出せない本当の理由
   ジョエル・アンドレアス(著)/きくちゆみ(監訳)/
     グローバルピースキャンペーン有志(訳)/
       合同出版2002年、2003年7刷

戦争中毒……、麻薬中毒より困った病気ですね。
未だに名医はあらわれていませんね。(-_-;)



戦争中毒がいつはじまったのか?
建国からはじまっているようですね。

戦争でつくった国ですから、
戦争好き、戦争が基本、戦争が基礎なのでしょうか?

困ったアメリカ人として、「独立宣言」から
この本にはこう書かれています。下「」引用。

「アメリカ人は自分たちの運命を決める権利を勝ち取った後、困ったことに、他のすべての人びとの運命をもアメリカ人が決められる、と思っちゃったんだね。」

そして先住民族のインディアンの虐殺がはじまったらしいです。

メキシコに対する戦争は戦争も、大義名分はぬきにして、
本当は農場経営者があたらしい土地がほしく、
金鉱が欲しかったようですね。

ザカリー・テイラー将軍は、メキシコとの戦争に行くのに
拒否した多くの兵士を処刑するように命令したという。
逃亡兵といわれる人が老齢になっても、
故郷に冷たく迎えられるのも、
この伝統を遵守しているようですね。

フィリピンを植民地にするために、
60万人虐殺しているようです。

侵略の歴史が書かれてありました。同。

「1898年から1934年までの間に、アメリカ海兵隊はね、キューバを4回、ニカラグアを5回、ホンジュラス7回、ドミニカ共和国を4回、ハイチを2回、グアテマラを1回、パナマを2回、メキシコを3回、コロンビアを4回侵略したのよ」

アメリカの公式として、侵略したら、
アメリカにとって都合のいい独裁者を置いていく。

そして、経済でしめつけるシステムをつくっておく。
ハイチなどでは農民の反抗を鎮圧するため、
米軍は1915年侵攻した。

無防備のハイチ、飛行機で機関銃を撃ち込み、
野外市場の男、女、子どもらを殺した。
50,000人のハイチ人が殺されたという。

これが世界の警察なのです。
暴力団の間違いでは?
えっ、いくら暴力団でも、
戦争中毒やないですか?

ビン・ラディンもイラクのフセイン大統領も、
アメリカの協力者でしたね。ほかにも、
とんでもない人たちを協力者にしています。

そして、むらがる米企業たち。


軍事予算はすごい、そこに群がる悪魔たち。
そして税金はあがり、福祉・生活を切り捨てられた。

ホームレスに対して、ロナルド・レーガン大統領は、
「かれらは路上に住みたいんだよ!」と、
青島元都知事と同様の発言。

軍国主義の教育は、子どもの頃から始まっているという。

1986年、GEは自前のテレビネットワーク、NBCを買収したという。
大きなマスコミは大企業が買っており、同じような
ニュースが垂れ流しされているという。
どこかの国と同様ですね。








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