磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

3.11後日本経済はこうなる! 朝日新書 303

2012年02月07日 | 読書日記など
『3.11後日本経済はこうなる! 朝日新書 303』
   池田信夫、小黒一正、沢昭裕、村上憲郎、小幡績・著/
     朝日新聞出版2011年

エネルギー価格の上昇という予想は、今あっているとは思えませんね……。原発事故による電気料金の上昇というのなら、お殿様商法の東電ではそうなりそう……。



「安全神話からリスク管理へ」
--何重もの安全をはかったリスク管理をされていたと思うのですが……。「安全・安心」の変形でしょうか? リスク管理できると思っている非科学的な考え方ですね。

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反対派をねじまげる作文という人もいるでしようね……。下「」引用。

「反対派が「原発のリスクをゼロにしろ」と主張するのに対して、政府や電力会社は「リスクはゼロだ」と主張し、メディアを動員して「安全神話」を宣伝してきました」

人間の作るものに、リスクゼロなんてことはないことは、科学の基本の基本ですね。

福島の人たちの差別はいうが、原発反対で差別をうけた人たちのことは伝えない。

こんなに惨事でも、ただのダメージ? 世界にも迷惑をかけたことも理解していない。小幡績。下「」引用。

「小幡 原発でも、リスクをゼロにしろという人と、100%安全だという人がずっとケンカしていたから問題が大きくなった。原発のリスクは「確率は低いけど、起きたら大規模な被害が出るリスクだ」と、その事実を直視しないから、何もできなくなるんです。リスクはある。起きればでかい。じゃあどうするか。事故発生確率をさらに低くするような方策を採ろう。でも万全じゃないから、起きたときのダメージコントロールについて、訓練、シナリオを考えていこう。そのときにダメージコントロールの中でもっとも効率的でコストの低いのは何だ--ということを、正直に議論できない。なんでもタブー視しちゃうということが問題なんです。これは日本全体がもっている問題です。原発はすごく象徴的ですけど。」

資本主義ではない海江田万里。下「」引用。

「ところが海江田万里経産相は「93万人いる株主の中には配当が生活費の足しにしている人もいるので東電を破綻させることはできない」と国会で答弁しました。こんな論理は、資本主義社会では通りません。」

ゾンビ企業……。下「」引用。

「90年代以降の日本でも、実態は破綻した「ゾンビ企業」がいまだに数多く生き延びています。今回の東電救済案は、法の支配を無視した裁量行政の最たるものです。」

足りないそうです。下「」引用。

「こうした供給制約の影響が一時的な物不足で終わるならよいのですが、首相の「要請」によって中部電力の浜岡原発の運転が停止され、全国各地の原発の再稼働が困難になるとり、電力不足が慢性化することが予想されます。これによって製造業が生産拠点をアジアに移転した場合、日本の空洞化はさらに進むでしょう。」

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