磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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065 世界中に蔓延(まんえん)する病!

2007年06月13日 | ライト小説
総理がコジキでコジキがソーリィー

三章、ノー・ファイトバック




065 世界中に蔓延(まんえん)する病!


「でも、いじめたらいじめ返せって……」

「それは間違いだなあー、ソーリィーなら、そう教えてくれるはずさ」

「どうして? 強かったら、いじめられないんでしょう」

こんな考えばかりだから、世界は平和にならないのだろうなあ。

やられたら、やりかえせ! そんな論理ばかりだ……。

「強かったらか……。暴力で暴力を防いだとしても、本当の人間関係を結べたわけじゃないんだよ」

「じいさん、いいこというじゃないか」

「このごろは、物は豊かになったかもしれないが、人間関係は貧しくなるばかりだなあー」

「人間関係が貧困……」

「そうさ、どうして、友達にならないんだ。いじめている仲間も、実は友達になれるんだろう。友達はいっぱいいるほうが、それだけ幸せだってものだよ」

「そう思うよなあー。いじめなんてしていたら、友達を失うもんだよ」

「そんなことないだろう。いじめをしている奴等には友達がいるよ。今日も三人にやられたもんなあー」

「三人かーあー、そいつら同士、本当の友達と思う?」
目を大きく見開く高橋青年。

「わからないや……」
少年は投げやりにいった。あんな奴等のことなんて考えたくもなかった。

「そんな、悪いことをしあっているというのは、助けあっていないから、本当の友達ではないんだよ……。わかるかい、友達じゃないんだよ、そんなもんは……」

「聖書に“困ったときの友達が本当の友達”って書いてあったように思うなあー」

「高橋青年の父母は、クリスチャンだったんだそうだよ。聖書にはいいことが書いてある……」

「困ったときの友達が本当の友達」
「そうだとも、われわれは本当に困っているから、友達だなあー」

「あまり、いい友達とはいえないかもしれんが、友達だろうなあー」

「いいなあー。ぼくには今、友達と呼べる人はいない」

「そんな威張っていうなよ」

「テレビ・ゲームばっかりやっているんだろう。人間関係が貧しくなるのは仕方がないことだよなあー」

「そうでもないけど……」
「でも、してないことはないだろう」
「うん」








閑話休題

日本だけではないようですね。

自分だけよければ……。

それで、株式も異常に加熱したという。

それは今、中国で同じことがおきているという。


いろいろな問題があるけど……。

生きている間だけ、

わずかな期間ですね。



自分さえよければという方は

意外に永遠に生きられると思って、

おられる方が多いですよ。











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