磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ-原子力を受け入れた日本-

2012年03月24日 | 読書日記など
『ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ-原子力を受け入れた日本- ちくまプリマー新書 165』
   田口ランディ・著/筑摩書房2011年

JCO元社員から、勤務していたころは、そんな会社ではなかったとメールをもらったという。しかし、現実はどうだったのか? ボクには理解できなかった……。ただ、核燃料関連の会社がそもそもまともに稼働できるのですか? 原発の分野のなかでも、一番危険という人たちもいますね……。



【核エネルギー】 下「」引用。

「私はこの機会に、自分が取材をしつつ十二年間考えてきたことをまとめてみようと思いました。それは、原子力は《核エネルギー》であるということ。そして、日本が核エネルギーを使用するようになったことは、ヒロシマ、ナガサキに原爆が投下されたことと無関係ではない。ヒロシマ、ナガサキ、フクシマは、-略-ひと続きの人類史なのであることを、多くの方に知ってもらたいと考えたのです。」

「「原爆乙女」「ヒロシマ・ガールズ」と呼ばれた女性たち」 下「」引用。

「ひとつ、心に残ったのは平和記念資料館に展示されていたパネルの「原爆乙女」という言葉でした。広島で被ばくした女性たちが、ケロイドの手術にのためにアメリカに渡ったという説明がありました。その女性たちを「原爆乙女」としてマスコミが報道したというのです。原爆と乙女という二つの単語がとてもちぐはぐに感じました。十七歳の私はふと「自分が原爆乙女と呼ばれたらどう感じるのかな」と思いました。つらいだろう……と。その言葉はひどく残酷に感じられたのです。」

もくじ

日本軍とは異なるのでは? 権限など上官でもないのだからないだろうが、拒否できたのではないか? ボクにはそう思えるが……。そもそもナラズ者のような者たちが戦争のエリートで、原爆投下の作戦に集められたらしいが……。それが戦争といえば戦争でしょう……。下「」引用。

「ロバート・ルイス氏も、軍人として原爆投下機に搭乗しただけです。彼にそのきわめて重要な職務を拒否する権限はなかっでしょう。」

警告はあったが、日本の軍部が統制していたりして、国民は知ることができなかったが事実では? 下「」引用。

「原爆の無警告投下は、戦争のルールからも逸脱した行為だということを、日本は主張する義務があったのでのではないか、と私は思っていました。」

それに、日本は真珠湾で何をしたのだと、反論されるでしょうね……。「リメンバー・パーラハーバー!」。一方的な被害者づらを、平和運動をしているヒロシマ・ナガサキの一般の被爆者たちはほとんどしていませんね……。平和運動をされていると目覚めていきますね、まわりの人たちが教えてくださいますから……。

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「核兵器廃絶」デモはアカと記憶があると書かれてあった……。市民運動からはじまったものもありますし、自民党支持者も自民党の議員もいましたよ。中国でデモをすると逮捕されますが、アメリカや英国など西側先進国では逮捕するほうがファシストのように伝えられますね。デモで逮捕などは警察国家などというのが、当たり前でしょうね。もちろん、デモにも社会人としてマナーなども大切ですが……。

アインシュタインを美化しているのを、そのまま信用しているようです。これも「原爆神話」の一つでしょうね……。

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プロテスタントの歴史も美化しすぎです。現実の歴史はそんなものではないとボクは思います。奴隷制度をすすめたのは、誰でしようか? カトリックではありませんよ。神の前で平等なんですよ、聖書では……。黒人の聖人もカトリックではいますよね? そして、原発開発をすすめたのも、ほとんどがプロテスタントで白人では? 天才たちにはユダヤ人学者が多かったが……。

読売に唖然。下「」引用。

「当時の読売新聞には「明日では遅すぎる原子力平和利用」「誰も不安もない」「野獣も飼いならせば家畜」という見出しが踊りました。
 いまこの見出しを読むと、あ然とします。」

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文脈が奇妙では……。下「」引用。

「私は先日、原子力に反対する人たちの会合で、小冊子を受け取りました。そこにはこう書かれてありました。
「原発は一部の利益を得たい人たちのために推進されてきました」と。
 それは一理あるでしょう。でも、それだけではないんです。実際はそんな単純なものではなかった。もっと多くの暗黙の民意の集大成として、原発というものが容認されていたと思います。巧みな情報操作が行われたとしても、それは当時の時代背景によって民意に支持されたのです。」

一部の利益のために、「原子力ムラ」のメディアが嘘を垂れ流した。それですむのでは?
「神話」を信じこまされてきた……。大本営発表で洗脳されたものが民意などとは異常では?
ジャーナリズムを理解していただきたい。現在も確かに変化していませんね。一部のフリーなジャーナリストを除いて……。そう思うほうが事実でしょう。戦中も朝日は二枚舌。その一枚だけを信用してはいけませんよ。もう一枚の舌は、どの新聞社よりも軍部よりだったという……。軍部からのスクープをみればそうなるらしいですよ。戦中は、軍部をスパぬいたら、逮捕か出版停止の時代ですね……。真実は一つ! これがジャーナリズムでしょうね……。

「なんてひどいことをしたんだ、ソ連は!」 下「」引用。

「まだ、ソ連とアメリカが対立していた時代、広島を訪れて原爆の被害を知ったアメリカ人の青年が、平和記念資料館のボランティアガイドにこう言ったそうなのです。
「なんてひどいことをしたんだ、ソ連は!」
 私はこの話を、最初は冗談だと思いました。事実だそうです。私はあきれ果ててありえないと思いました。でも、よくよく考えてみればこの青年にとっては、自国であるアメリカの原爆投下は、どうやっても受け入れ難いことだつたに違いありません。彼は無意識にアメリカが原爆を落したという事実を否定したんじゃないか。そう思うようになったのです。」

日本人も、南京大虐殺をやったのは朝鮮人だという人たちもいますよ。
当時は朝鮮人も日本人に強引にされていましたが……。

でも、単なる無教養な人たちもいます。可能性がないわけではないですね。
日本って、そんなに重要な国に思われてないのでは?
世界にメッセージを発しているのは被爆者とその子孫と、ほんのわずかの人たちだけという感じがしてなりませんから……。

そして、にわかの村上春樹などは、多くの人たちから非難されていますね。たしかに、嘘をつたえた困った人ですね。











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