磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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〈核発電(ゲンパツ)〉を問う-3・11後の平和学-

2012年03月24日 | 読書日記など
『〈核発電(ゲンパツ)〉を問う-3・11後の平和学-』
   戸田清・著/法律文化社2012年

図書館の説明文。下「」引用。

「原発安全神話の崩壊、平常運転時の問題、日本社会の将来…。福島第一原発事故後の状況をふまえて、平和学と環境学の視点から、核の平和利用という核問題について考察する。」



「平和学と核」 下「」引用。

「現在の平和学では、「平和」の反対は「暴力」であるという理解が有力である。核の平和利用は、軍事転用がなくても、過酷事故の可能性、労働者被曝、万年単位で子孫に残す負の遺産などをもたらすので、平和的であるとは言えない。」

永井隆博士は二重被爆。下「」引用。

「なお、長崎原爆の記録で有名な永井隆博士は、職業的な医療被曝と長崎原爆の「二重ひばく」である。」

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おまけが欲しい。下「」引用。

「南相馬市在住の詩人、若松丈太郎は、「誘致する町も、誘致に関わっている人びとも、誘致を黙認している人びとも、実際のところは原発が欲しいのではない。電力会社や国がくれるおまけが欲しいだけである。ちょうど、おまけが欲しいばかりに、いらないお菓子を買うこどもたちのように」と指摘している」

いらないお菓子なら、誰かにあげればいいけど……。
そんな比喩、おかしくないですか?
根本的に問題をねじ曲げている気がしてなりません。

こんな危険なものを愛する郷土に建てることなのに……。
異常としか思えません。詩心のない詩人としか思えません。

チェルノブイリ原発事故以後、一般の戦争よりも怖いとわれていたことが福島で起こったのです。
大手メディアでは、記憶喪失症の人たちが多いですね。
こんなものがあったら、平和なわけがないでしょう。
構造的暴力がないと動かない原発。

そして、今しなければいけないこと。

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