『格差をなくせば子どもの学力は伸びる 驚きのフィンランド教育』
福田誠治・著/亜紀書房2007年
表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。
「人間観を揺さぶる教育哲学
「枠を作って、それに当てはめようとするから差別が起きるのです。子どもの側から考えれば、その子独自の伸び方を示しているだけで、落ちこぼれだの特殊だのという区別はありません」
「簡単に考えて早めに答えをだしてしまう子もいれば、複雑に考えて時間のかかる子もいるでしょう。だから、授業でも持つ時間が長いわけ」
「フィランドの学校は、できない人の底上げはするけれど、できる人は放っとくんです。だってできるんだから」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/3f/1ee86eca8aba14898c8e7f3802e988f7.jpg)
帯に書かれてあります。下「」引用。
「学校間格差、所得格差、ナシ!
それで学力世界一!
〈平等〉と〈個性伸張〉の二つを追ったフィランド教育。
その授業のありさまは、われわれ日本人の常識を超えている。
果敢で、自由闊達で、理念の高い教育からは逆照射される日本の教育のあるべき姿とは?」
競争社会とは名ばかりで、差別社会。排除社会ともいえるのではないでしょうか?下「」引用。
「なぜなら、競争は能力がないように見える者を途中で排除してしまうからである。」
日本は格差社会がはげしいことが教育でも理解できると思う。下「」引用。
「そして、OECD編集『図表でみる教育』には、学力格差に占める学校間格差の割合が重要なデータとして国別に図表化されて公開されている。日本はきわめて大きく、フィンランドはほぼゼロである(三四~三五ページ参照」。これはOECDからの強烈なメッセージなのである。」
ひどい悪政をしていても、それを褒め称えて、飢えていく人びと……。
--北朝鮮のような社会が競争社会でしようか?
むしろ、排除社会でしょうね……。
無着成恭氏は変貌し、後に追従主義になったという。
山びこ学校ではなくなったという。
集団指導のことも書かれてありました。下「」引用。
「日本の集団主義教育は、ソビエトのウクライナ人教育者マカレンコの影響を大きく受けた。マカレンコは、軍隊組織に模して集団主義を作り上げている。日本で言う「班」とは、マカレンコのことばでは「隊(ブリガーダ)」である。
戦後の日本には、アメリカ流の「集団指導(group guidance)」が入ってきた。生活綴り方教育もこのアメリカ流の民主的集団主義と見なされたのである。」
フィンランドは日本の旧『教育基本法』をまねて改革したので学力が高いのだという人がいるという。
しかし、内容は違うという。ただ、六・三制義務教育という平等、差別しないことを「お手本にした」と程度のことだという。しかし、これは世界史の流れとして、各国であったことだという。
--民主主義の教育では、自分で考えるということが重要でもあるという……。
いつものことが大切な人たちには、とても考えられないことだと思います。
差別あっての癒着体制……。
構造的暴力を容認してこその戦争への道。
--戦争は究極の差別!
「公害と原発のあるところに民主主義はない!」
index
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/a3/e613b97310a05d2d2bddbc190c039a5e.jpg)
![エンタメ@BlogRanking](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/82/10459564eb8bf00cc912545b0fc6b3e0.jpg)
福田誠治・著/亜紀書房2007年
表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。
「人間観を揺さぶる教育哲学
「枠を作って、それに当てはめようとするから差別が起きるのです。子どもの側から考えれば、その子独自の伸び方を示しているだけで、落ちこぼれだの特殊だのという区別はありません」
「簡単に考えて早めに答えをだしてしまう子もいれば、複雑に考えて時間のかかる子もいるでしょう。だから、授業でも持つ時間が長いわけ」
「フィランドの学校は、できない人の底上げはするけれど、できる人は放っとくんです。だってできるんだから」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/3f/1ee86eca8aba14898c8e7f3802e988f7.jpg)
帯に書かれてあります。下「」引用。
「学校間格差、所得格差、ナシ!
それで学力世界一!
〈平等〉と〈個性伸張〉の二つを追ったフィランド教育。
その授業のありさまは、われわれ日本人の常識を超えている。
果敢で、自由闊達で、理念の高い教育からは逆照射される日本の教育のあるべき姿とは?」
競争社会とは名ばかりで、差別社会。排除社会ともいえるのではないでしょうか?下「」引用。
「なぜなら、競争は能力がないように見える者を途中で排除してしまうからである。」
日本は格差社会がはげしいことが教育でも理解できると思う。下「」引用。
「そして、OECD編集『図表でみる教育』には、学力格差に占める学校間格差の割合が重要なデータとして国別に図表化されて公開されている。日本はきわめて大きく、フィンランドはほぼゼロである(三四~三五ページ参照」。これはOECDからの強烈なメッセージなのである。」
ひどい悪政をしていても、それを褒め称えて、飢えていく人びと……。
--北朝鮮のような社会が競争社会でしようか?
むしろ、排除社会でしょうね……。
無着成恭氏は変貌し、後に追従主義になったという。
山びこ学校ではなくなったという。
集団指導のことも書かれてありました。下「」引用。
「日本の集団主義教育は、ソビエトのウクライナ人教育者マカレンコの影響を大きく受けた。マカレンコは、軍隊組織に模して集団主義を作り上げている。日本で言う「班」とは、マカレンコのことばでは「隊(ブリガーダ)」である。
戦後の日本には、アメリカ流の「集団指導(group guidance)」が入ってきた。生活綴り方教育もこのアメリカ流の民主的集団主義と見なされたのである。」
フィンランドは日本の旧『教育基本法』をまねて改革したので学力が高いのだという人がいるという。
しかし、内容は違うという。ただ、六・三制義務教育という平等、差別しないことを「お手本にした」と程度のことだという。しかし、これは世界史の流れとして、各国であったことだという。
--民主主義の教育では、自分で考えるということが重要でもあるという……。
いつものことが大切な人たちには、とても考えられないことだと思います。
差別あっての癒着体制……。
構造的暴力を容認してこその戦争への道。
--戦争は究極の差別!
「公害と原発のあるところに民主主義はない!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/4b/f80451c19e3119d4fcf1c99a650f8b47.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/a3/e613b97310a05d2d2bddbc190c039a5e.jpg)
![エンタメ@BlogRanking](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/82/10459564eb8bf00cc912545b0fc6b3e0.jpg)
昨今、日本の子供たちの学力低下が問題視されています。
ゆとり教育の功罪。公教育・教師への不信感。無責任な親。やる気のない子供たち。地域社会の崩壊。原因は色々考えられます。
番組では学力低下の背景を整理し、日本という国の将来を担う子供たちにどんな教育が必要なのかを徹底的に議論したいと思っています。国際競争に打ち勝つための優秀な人材育成に力を入れるのか、経済至上主義ではなく心豊かな大人に育てるべきなのか。学力を考えることは日本の向かうべき方向性を考えることにもつながります。
番組では立場の異なる多くの方からの意見を募集しています。25日夜より番組HPからアンケートに参加頂けますので、是非ご協力下さい。その際、「清水宛」と一筆下さい。
http://www.nhk.or.jp/korekara/
これは情報格差ではないでしょうか?
昔はWOWOWかNHKかと言われたら、WOWOWでしたが、最近はいい番組が多く、NHKを選ぶよねと、知人と話していたところです。
でも、地上派のは見なくてもいい番組が多すぎる……と知人は話していました。
ボクは、プアワーカーなどのシリーズも自死も、その他の局では取り上げてくれないので、注目して見ております。
命の大切さを忘れたとき、戦争は起こるだろうし……。環境も失われていくと思います。
いい番組をこれからも作り続けてください。
株取引はNHKやめてから、がんばってくださいね。