磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ひとりひとりのお陽さま -----障害者バンド「カーニバル」の軌跡-----

2006年09月12日 | 読書日記など
『ひとりひとりのお陽さま
 〜障害者バンド「カーニバル」の軌跡〜』
  カーニバル総合プロデュース くすはら かずよ(著)/
    太陽出版2006年

地域ボランティアの方が、音楽ボランティアされた。
そのことが書かれてある本です。
とても感激されたように思えました。



ボクもボランティアをしていたころがあります。
楽しかったですね。

仕事で音楽療法の方と組んだこともあります。
障害があるからといっても、
ほとんどのことが、みんなと同じです。
いえ、なかには、ボクよりも上手な人が
何人もいますね……。

でも、歌は心ですね。


表紙の裏に推薦の言葉が書かれています。下「」引用。

「「うちの子は、歌が好きなのよね。誰か教えてくれる人いないかな?」
そんな母のつぶやきから始まった。知的な障害を持つ仲間が集まった。歌のグループ『カーニバル』。
障害者保護から自立へと、障害者自立支援方も本年(平成18年)4月1日より施行され、障害者自身の社会参加が、より一層求められています。
支援を待つだけでなく、自らやれることを訴え、そして求めて活動を始めたカーニバル。その活動については注目すべきものであり、障害者福祉のありかたを考えさせるものであります。障害者そして家族。それに対して協力していただける方々。お互いの協力がなければ障害者の社会参加は成り立ちません。カーニバルは、障害者の活動として成功している事例でありますが、今までの成果、これだけに止まらず、今後の展開に対して期待すると共に、第二のカーニバルの誕生を願ってやみません。
  宮崎県社会福祉協議会 会長 川越義郎」



プログラムに掲載する企業の広告料を得るという。
8月に宮崎日日新聞の足立さんの取材を受け入れることにした。
企業のように努力させいるところは、素晴らしいと思います。

THE BOOMの方たちとの交流も書かれてありました。

出来そうにないことに挑戦したと書かれてあります。下「」引用。

「シロウトが知的障害者のバンドを結成。そして1年半で自主コンサート。しかもオリジナル曲作ることからの完全手作りコンサートだ。考えただけでも無理な条件が揃っている。これが素晴らしい人と出会うためには必要だ。」



なかなか、こうはいかないだろうと思いつつ、
だからこそ、やりとげられた充実感があるのだろうと、
ボクは思いました。



カーニバル 記録映画「ありがとね」









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