磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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原爆の子●11●空白への挑戦 内外に反響広がる

2006年06月30日 | 読書日記など
朝日新聞夕刊1991年7月10日
原爆の子●11●
空白への挑戦

内外に反響広がる
抄訳つくり各国に訴え


「「原爆の子の友の会」が旗揚げした十日後の一九五二年(昭和二十七年)二月二十七日。『原爆の子にこたえよう−−少年少女たちのねがい』という文集が大阪から各地に発送された。『原爆の子』を読んだ京阪神の子どもたちの感想集で、大阪大学理学部の学生自治会が三千部つくった。」


この本の中で、長田新は『原爆の子』に
寄せられた驚き、悲しみ、憤り、
そして決意を凝縮した


そのころ関西エスペラント連盟(事務局・大阪)が、『原爆の子』の抄訳をつくったという。

1953年、長田新はその反響にこたえて、『原爆の子にこたえて』を出版。

こたえる運動は広がり、「原爆の子友の会」に感想文が続々と寄せられたそうです。

「おとな」という詩は、青森県教職員組合編の『夏休み学習帳』に掲載されたが、思想的な背景があると、削除しろという県教委との間でトラブルが発生したという。

思想的な背景というのは、戦中のことのように一瞬思いましたね。
教育なのだから、きちんと論理をとって教えてあげるのが本来の姿ではないかと思いますが……。

Index[Ra.]002の文章を思い出しました。



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