磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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シリーズ戦争-2 灰色の十字架

2008年07月09日 | 読書日記など
『シリーズ戦争-2 灰色の十字架』
   ささきあつし・漫画/「シリーズ」戦争編集
     委員会・編/草土文化1991年

キリスト教関連の話です。
だから十字架……。
--でも、プロテスタントでもないし、カトリックでもない感じです……。



こんなセリフが出て来ます。下「」引用。

「いま日本にいる犬はぜんぶ供出すんねや!!
肉は缶詰めに毛皮はえりまきになるんやって言うとるわい!!」

日本にはむかしも今も、良心的兵役拒否ができませんから、軍隊へ。

犬を家族のように思っていた人たち……。



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「平和のバトン」というタイトルで、「シリーズ戦争」編集委員会の人が書かれています。下「」引用。

「シンガポールの中学生用のある教科書では、日本が行った侵略の具体的な姿が七四ページもえがかれています。中国、朝鮮などの国でもくわしく学んでいます。しかし、日本の教科書では数ページです。」

被害者たちは子々孫々伝えていかれることでしょう……。

財閥のことも書かれてあります。下「」引用。

「国家総動員法という法律によって、戦時下の軍需産業はてあつく保護され、国民の税金は武器をつくっている財閥のもとに流れこみました。三井・三菱・住友といった財閥は、資金の援助を国から受けたほか、「戦争」の名のもとに低賃金・長時間労働を国民に強いたのでした。」

ボクの学校時代には財閥はなくなったと教えられたが、原発によって甦ったという。

そして、小泉政権のモラルの規制緩和によって持株会社も復活し、戦中にもどりました。

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