磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

大学生がえがく脱原発の未来マニュアル-検証! 自然エネルギーのチカラ-

2012年05月05日 | 読書日記など
『大学生がえがく脱原発の未来マニュアル-検証! 自然エネルギーのチカラ-』
   フェリス女学院大学エコキャンパス研究会・編/
     東京新聞2012年

帯に書かれてあります。下「」引用。

「原発の脅威から未来を守りたい!
そんな私たちの思いを本にしました
フェリス女学院大の学生たちが専門家たちへの取材などをもとにまとめた、とってもわかりやすいエネルギーの本。」



「女性にとっての脱原発と未来マニュアル」 下「」引用。

「2011年3月11日。未曽有の地震と津波が東日本をおそい、福島で史上最悪レベルの原発事故が発生しました。だれもが目に見えない放射線への恐怖と不安を抱えるなか、とりわけ原発に対して強い不安を抱えるなか、とりわけ原発に対して強い不安をいだいたのは女性たちです。
 いつか自分のおなかの中にやどる命を考えたとき、若い女性が原発に対していだく恐怖感は計りしれません。「家族を守りたい」「子供たちを守らねばならない」という思いが男性よりも強いのが女性なのです。
 フェリス女学院大学でも、「将来、次世代の生命をはぐくむ女性にこそ環境問題を考えてほしい」という理念から、文系の女子大でありながらカリキュラムに環境関連の授業を多くとりそろえ、キャンパスには風力、太陽光発電、太陽熱温水器などのエコ施設もいたるところに備えつけられています。また、学生団体の「エコキャンパス研究会」を中心に、環境をテーマにした公開講座の開催や国際協力、エコグッズの販売など、さまざまな活動に2001年から取り組んでいます。-略-」

「「原発が止まるとたちまち電力不足」は根拠なし」

省エネ先進国ではない日本。下「」引用。

「国際エネルギー機関によると、先進国のかなで日本は第15位。ちなみすに1位はスウェーデン、2位はスイスと香港、4位はノルウェーとアイスランドという結果になっています。「日本は世界一の省エネ先進国で、乾いたぞうきん」と政財界は主張していますが、まだまだ努力の余地はあるようです。」

「日本では電力の3割をすぐに風力がになえるのに」

「洋上に出れば、日本の消費電力の6倍のエネルギーがある」

「イギリスでは電力の3分の1を洋上風車でまかなおうとしている」三菱と英国。 下「」引用。

「日本企業で唯一この事業にの参加している三菱重工業は、日本とイギリス両政府からの支援を受け、開発に協力しししています。
 同じ島国のイギリスががんばっているなか、日本も負けてはいられません。少ないながらも日本での洋上風力発電は北海道や茨城県などで設置されはじめています。これから、ますます期待がふくらみます。」

電力自由化。下「」引用。

「欧米諸国の多くでは、市民の公益性の観点から、民間の電力会社が料金を高く設定しないように競争させたるため、地元密着型の電力公社が存在し、安く電気を提供しています。公社の多くは、市民サービスや自然エネルギー導入にとても積極的です。家庭や企業は、いくつかの電力会社・公社の中から自由に契約し、自然エネルギーも応援できます。これこそが、電力自由化の本来の意味です。」

たしかに、東電の請求書に記載されていない……。下「」引用。

「太陽光発電の支援のための「太陽光促進不加金」は明記されているのに、おもに原発推進のための「電源開発促進税」は記載されていない。」

「リフォームするなら省エネ型に!」

原発増えたのは日本と韓国だけ……。下「」引用。

「一方、日本では、原発を導入する話が他国で出てくると、ものすごくマスメディアがそれを大きく報道するんですよ。だから、あたかも世界中で原発がボンボン造られているような錯覚を国民に持たされていると思います。しかしながら、実際はそんなに増えていません、世界全体では。最近、大幅に増やしているのは日本と韓国だけですよ。つまり、世界中の「原発が増えた量」から、「日本と韓国で増えた量」を差し引いたら、実はほとんど増えてないんですよ。他の先進国ではもう減っているくらいです。特に西側の先進国ではね。」










index

index

目 次



エンタメ@BlogRanking




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。