磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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NHKビデオ 夏服の少女たち ヒロシマ・昭和20年8月6日

2006年06月16日 | 読書日記など
『NHKビデオ 夏服の少女たち
   ヒロシマ・昭和20年8月6日』
     協力=NHK 発行=NHKサービスセンター 1989年

カラー30分

「夏服の少女たち」というのは、
今のように、白い明るい色をつけることができなかった。
戦時中に自分自身でつくった学生服の夏服。



明るい服は目立つので敵から
狙われやすいといわれていた。

それで地味な色の夏服。
今の人たちの夏服もうつるが、
明るく楽しそうに見える。

しかし、戦争に勝つまでのことと
我慢する学生たち。


「原爆死した少女が残したものは
ボロボロに燃えつきた
あこがれの女学校の夏服だけだった。」

いや、日記もあった。
日記によって、このビデオは
作られたとっていいだろう。

ビデオの裏に書かれてあります。下「」引用。

「昭和20年8月6日、広島の空で炸裂した原爆は20万人もの人々の命を奪いました。そしてなんの罪もない大勢の若者たちも原爆の犠牲となったのです。この朝、旧広島県立第一高等女学校一年生220人は学徒動員で市街の建物取り壊し作業に従事中被曝、全員が亡くなりました。二年生以上の上級生は既に軍需工場に動員されていて不在、一年生は残された最後の労働力として爆心地間近で作業中だったのです。この一年生が入学した昭和20年の日本は敗戦目前で物資が極端に不足していました。せっかくのあこがれの女学校に入学したものの制服も手に入りません。少女たちは母親たちのお古をほどいて夏用の制服を縫うことにしました。そしてようやく完成した夏服を着た喜びもつかの間、少女たちは8月6日を迎えます。この少女たちのアニメ物語と原爆でボロボロに燃えた少女の夏服を今なお形身として守り続けている年老いた母親たちのドキュメンタリーとを合わせて、忘れることのできない原爆の悲劇を感動的に描きます。」


この夏服などは今は記念館にあるようです。
ここをクリックしてください。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
土橋 (雨漏り書斎主人)
2006-06-16 21:21:05
という地名、ずっと以前半年ばかり広島にいた頃、知っていたことを思い出しました。



現地の人の所謂”ピカ”。暑くなると、また思い起こすことに・・・
そうですね (磯野鱧男)
2006-06-16 22:24:49
>暑くなると、また思い起こすことに・・・



ずっと、傷跡とか病気で悩まれている方方はずっと悩まれている方もおられますね。



痛みや不幸は人間らしい心をやしなってくれるような気もします。



やたら、汽車のように進むだけで、人の痛みもわからない人より、ずっと素敵なことだと思います。



彼こそ、人間改革して、温かい血を!

そして被爆者のことをきちんと考えてもらいたいです。m(_ _)m



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