磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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124こわい人!

2007年02月23日 | ライト小説
アカネさんシリーズ001
恋のタイムマシーン

十一、アンパンじいちゃんと子ども



124こわい人!




「羽田さん(アンパンじいちゃん)の息子さん、お茶ですよ」

若い介護士さんが気をきかせてくれた。

「いっしょにテレビでも見ていたら」

という。

「ゆっくりさせてあげましょうよ」

「そうですね」

「あら、どうして、こんなところに、小池さんいるの、あなたショート・ステイだったかしら?」

「あの、ちょっと、みたいテレビがあったんですよ。ねぇ、そろそろ、戻りましょうよ。小野さん」

「はい、はい」

小池と茜は訓練室のデイ・ルームに戻った。

「おもしろかったわね」

「やっぱり、甘い物ちょぶだいでしたね」

「ええ。でも、ポテト・チップスはきらいみたいですね」

「おい、そこの女ふたり、人のこと、そんなに面白がるものじゃないぜ」

六十代の男が言った。茜たちがその男の顔を見ていると、男はいう。

「あのね、先生、これでわたし帰りますよ」

「ああ、訓練が終わったんですね、それじゃ、どうぞ」

「はい」

杖をついて、その男は退室した。

「彼はかわいそうなのよ。若い奥さんがいたんだけど、彼がああなって、しまって、奥さんは水商売に働きに出たのよ。そこで、若い男と駆け落ちしたのよ」

「よく、知っているわね」

「ええ、手芸だって、この手じゃ、思うようにならない。でも、口は思う以上に働くのよ。少しは遠慮しておけばいいと思うけど、止まらないのよ。やっぱり、頭の病気なのよね」








閑話休題

愛といってもいろいろあるようです。

「人を殺す愛」などない!

しかし、日本軍以前に、

十字軍のときのキリスト教ですね。

日本軍がしたよりも残酷なことを、

彼らはやったと書く方もいます……。

どちらにしても、人間としての許容量はオーバーしています。

地球に対する愛で、環境に悪いことをやめようとする人。

ヨーコ・オノは「愛がないところは平和じゃない」。

格差社会、平和ではない日本。

その日本で平和を訴える人こそ、

愛国心があるとボクは思います。











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