磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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123丑三つ時に……

2007年02月22日 | ライト小説
アカネさんシリーズ001
恋のタイムマシーン

十一、アンパンじいちゃんと子ども



123丑三つ時に……


「午後二時といったら、昔でいえば丑三(うしみ)つ時ね」

「ぬっと手が出てきたの」

「そして、オレンジをずっうんとつかんで……。そして、ベンベンベンと声が聞こえたの」

「ベンベンベン?」

「それ、もしかしたら、アンパンじいちゃん」

「そう、アンパンじいちゃんだったのよ」

魚屋だった中条というおばあさんがいう。

「実は、わたしも、あんころもちを消灯台のところにおいておいたら、夜中に」

「ベンベンベン……」

「そう、よだれを垂らしながら、アンパンじいちゃんが出てきたのよ」

「それは、問題ね」

と、主任は困り顔。

「すいません。ぼくのせいで」

理学療法士は、はにかんだ顔。

でも、訓練の成果でそこまでできるようになっているのかと思うと楽しくて仕方がなかった。

七つの海をこえていた船長さんだけあって、夜中の冒険もOKってとこだな!

もちろん、これは心の中で思ったこと。話したら、ひどく怒られていたことだろう……。








閑話休題

寒かったり、温かかったり、

こんな時には体調をくずしやすいもの。

お体を大切に……。











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