磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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041 サッチャーとヒトラーは同様!

2007年12月18日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


二章、異次元はオカマさんワールド!




041 サッチャーとヒトラーは同様!


「むこうの世界とは、どういう意味だ」

「あなたの元の世界でござるよ。こっちの茜お嬢様も常識にとらわれないでござるよ。しかし違いはあるでござるよ」

「どう? たとえば、どんなことで、オカネスキーはそう思うんだ」

「それは、あなたのように論理的に物事を考えないことでござるなあー。気持ちを何事も優先させるのでござるよ」

「あっははは……、むこうの世界のオカネスキーはそうだぞ。もしかしたら、置かれている環境によって、人間は大きくちがうのかもしれないなあー」

「わたしが、論理的じゃないんですか? それなら、科学者にはなれてないでしょう」

「感情的に考えて、研究しているよ。猪突猛進というのは、なかなかダイナミックな力だと思うよ」

「そうでござるかあー。こっちの世界ではオカネお嬢さまが、それでござるよ。環境によって人は変るというものでござるよね。うんうん、今、科学でコピー人間について考えられていることが、これで実証できたでござるよ」

「実証とは、どういう意味だ」

「つまり、人間の遺伝子をとりだして、人間の複製をつくりだすことでござるよ。第二次世界大戦のときに、ナチス・ドイツはヒトラーの複製人間をつくろうとしたでござる。そして、最近、その技術が手に入ったというわけで、ヒトラーの再来があると恐れる人たちがいたんでござるよ」

「そうか、この世界でも遺伝子操作の技術が発展しているんだなあー。ヒトラーって、もしかしたらサッチャーのことじゃないか?」

「そちらの世界では女性ですから、たぶんそうでしょう。似たようなもんでござるよ!」

「ヒトラー、男性初の首相……」

「そうでしょう……。こちらでは、サッチャーがそれです。女性初の首相……。まあ、どちらにしても、好戦的な人たちで、困った人たちでござるよ!」


「男性だからといって、やさしいというわけでもないなあー」

ただ違うのは、サッチャー政権は続いたということ、そしてそれを継承する悪魔のような人物たちが政権を握り、中東などでもアメリカと組んで大量虐殺をしているのだ!

ダルフールのことを非難していた英米が、イラクでは同様のことをしているという人たちもいるのだ……。







閑話休題

今年はダルフールのために、

ヨーコ・オノがチャリティーを

してくれた……。

もちろん多くのアーティストや、

そのファンによってできたことだろう。


キャンペーン・トゥ・セイヴ・ダルフール











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