漫画・戦争展in中国 ちばてつや

NHK G　2009年8月20日

漫画・戦争展in中国
ちばてつや訪中

6年前から日本各地で、今年はじめて海外へ。

中国・南京へ。

日本を代表する108人の漫画の「私の八月十五日展」。

絵と文章が展示された。

日本人の戦争体験がだいだいてきに展示されているのは初だという。

－－ちばてつやさん、展覧会のため南京へ。

旧満州で終戦へ。

中国人から略奪や暴行をうけたという。

凍土で日本人が大勢死んでいった……。



日中の溝をうめたいために。

ちばてつや「薄皮をはぐように少しずつ　いっぺんに理解してもらうのは無理。一般庶民は戦争でみんな傷だらけになったという現実を見てもらいたいかな。」



一部の作品が問題ありと、中国側から……。

中国人をいたずらに刺激するという。

しかし、日本人の眼からみた戦争を伝えたいと……。

南京事件の資料館で展示することに決まったという。

－－20人の報道陣に囲まれたという。

中国の記者たちは、質問をあびせた。

ちばてつやは真摯にこたえる。「1年間の冬の間に18万～24万人の日本人が死んだのです。それは兵隊じゃなくて」



中国人は「それは本当の話ですか？」と質問。

ちばてつや「はい、もちろん」

－－中国の人には共感してもらえないのか？　前日。

－－会場には2万人以上の人が来館。

戦争体験の中国人はきびしい意見。

若者は、共感してくれたようだ。

－－ちばてつやたちは、中国の漫画たちに戦争体験をかいてもらい、共同で展覧会を開くことも考えているという。


中国：南京大虐殺記念館に日本の戦争漫画　展示会開始


漫画で戦争を語り継ぐ

昭和二十年の絵手紙　私の八月十五日









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