磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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AERA ’11.12.26

2012年02月16日 | 読書日記など
『AERA ’11.12.26』
   尾木輪晴・編/朝日新聞出版2011年

特集名 ’12年日本経済総予測



【動植物】活発になったのは……。下「」引用。

「震災後、立ち入り禁止区域となった福島第一原発周辺では植物の成長が早く、野性の動物たちの活動も活発になったという。
 ネットなどでは「放射能の影響か」などと騒がれたこともあったらしいが、そうではない。人がいなくなったからだ。人がいないので、夜、明かりが灯らない。この「夜、余分な明かりがない」ことによって、動植物が本来の野生の成長や活動を取り戻しているのだと私は思う。
 特に昆虫は、夜が暗くなるだけで、ずいぶんと快適に暮らせるはずである。彼らの夜は、もともと月を頼りに生活をしている。人間が勝手に月明かり以外の明かりをつくるから、睡眠障害を起こすのである。各地で今夏はセミの鳴き始めが遅かった、ということも言われたが、これも節電で夜光が減ったためかもしれない。-略-」

今のところ、仮説でしかないでしょうね……。

「桜井勝延氏×児玉龍彦氏 苦しんでも光を探り出す」 下「」引用。

「共に南相馬の除染に取り組む桜井勝延南相馬市長と児玉龍彦東大教授。南相馬をチェルノブイリにはしない。「故郷奪還」へのシナリオを語り合う。-略-」

「除染か避難か」 下「」引用。

「児玉 危険・安全の二分法で地域を分断しては元も子もなくなる。線量の高い地域からの移転は必要ですが、集団で疎開するなら新しい町が求められる。地域に根ざして生きてきた人も多い。除染して住み続けるのと避難とどちらがいいか。本気で覚悟を決めて考えなきゃいけない。-略-」

多くの人が書いているように、「避難してから除染、安全になってから帰還でしょうね」。火事が起きた場合で考えてください。身の危険がある。その場合も当然「避難してから消火されてから、帰宅でしょうね」。身が危険でも避難しないで、消火を待つなんて異常でしょうね。こんな常識もわからず、除染ではなく移染をしているのか……。それで多くの作業をしている人が被曝しているのか……。詐欺と言われて当然では?

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岩井俊二が撮ったドキュメンタリー 「震災後」だからできること」 下「」引用。

「自身の地元・仙台を襲った東日本大震災。直後から、自分の中に多くの疑問が芽生えた。自分以外の多くにの人びとも抱いたであろうその疑問を、疑問のままで終わらせたくない。専門家を訪ね歩く日々が始まった。-略-」

朝日ニュースターで放送されたのを、ボクも見ましたが、いろいろな人が意見をいっているだけって感じでした……。追及していない感じがしました……。ユダヤ人のホロコーストの映画なら、同様でも追及してますよ!

「40年前に刻まれた反原発の思想」小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)。下「」引用。

「事故の後、忙しすぎませんか? と尋ねた。「そうも言っていられません。いまは戦争中ですから」。言葉の強さははっとするが、口調はあくまでもやわらかく、穏やかな表情は絶やさない。決定的事故が起こるまで動かなかったこの国に、万年助手の研究者はいまなにを思うのだろうか。」

「小出裕章ブーム」? 下「」引用。

「各地へ赴いてこなした講演の回数は110回ほど。月平均12回ということになる。そして、講演内容などを活字化けしてまとめた本が、各社からなんと16冊も刊行された(うち8冊は共著)。これはもう「小出裕章ブーム」というしかない。」

主権者として……。下「」引用。

「小出は「反原発」を訴えると同時に、市民に向かって、一人ひとりが主権者として「自立、自決」することの大切さを繰り返し説いている。」

40年前から続く……。下「」引用。

「今年彼が刊行した数々の著作には「原発安全神話」への批判、原発に依存しない社会の提案が記されているが、実は、40年前の「のりひび」にも、ほぼ同じ主張が刻まれている。私たちは、ずっとそうした意見を無視してきたのだ。-略-
「政府のいいかげんな姿勢は全く変わらないし、この国がまともになるなんて期待はできない」
 そのセリフを聞いてから小出の研究室をあとにした。実験所の出口に向かう道すがら、研究棟に目をやるとゲルニカと田中正造の写真にはさまれた狭い研究室で机に向かう小出の姿が、モニターの光にほんやりと照らし出されている。その姿に、原発神話に疑いを持ち懸命に真実を追い求めた、あの19歳の小出青年の幻影が重なって見えた。」

多くの人が反原発になった時もあったのに、一億国民総懺悔でもさせたいのかな?
戦中はもっとも戦争協力の朝日新聞、そして原発推進の朝日新聞……。

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「「放射線ホルシミス説の学者(近藤宗平・大阪大学名誉教授)に聞く 低線量「体に良い」の根拠」
--「ただ、「ある」という判断はつきかねる。私は、あるかもしれない」と受け止める。」と記者。
「あるかもれしない」などという論理で記事がかけるのか……。「原発神話」をまいた大手メディアだけある……。
原発業界御用学者リスト @ ウィキ - 近藤宗平












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