磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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022 マン・リブはありえる!

2007年11月28日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


一章、マン・リブ




022 マン・リブはありえる!


「あっ、大下さん、やっぱり変態なんだ!」

「そんなことはないよ」

「あるんじゃないの?」

「まあ、趣味のうちにはね……」

「へぇー、SとMのどっちなの?」

「そんなことないって、冗談だよ。すぐにそういう話で、ひやかすのはよくないことだよ。SとかMも文学にかえてしまう遠藤周作はやはり天才だと思うよ」

「文学だと高尚だとでもいいたいんですか。犯罪は犯罪でしよう」

「でも、人間をみつめることは大切なことで、茶化すことはよくないことだと思うよ。それに好きどうしなら、それは犯罪ではないだろう……。趣味だよ、趣味……。差別しないでくれよ! って、そういう趣味も楽しむ余裕もないんだけど……」

「余裕あったら、するんですね……」

「くどいなあー。誰か話題かえてよ!」

小一郎が話し出す。
「今日なんて、ぼくの大学はお金持ちの親がいる生徒が多くって、ぼくは白い目でみられましたよ。マン・リブなんて、女の方が差別されているって……。よく言えると思いましたよ。人数が多ければ、物事の判断なんてなしで、そうだということになるんですよ。ひどい学校ですよ」

「きみが少数派だから、そうなるんだろうなあー。キング牧師が、黒人運動をする前に、カトリックの神父が差別はいけないと説教をしたんだよ。そうしたとき、黒人たちの多くが神父に反対した。なぜなら、白人たちが黒人を責めてくるからだよ。多くの人たちは神父は非常識だと思ったんだよ。ところが、その聴衆の一人にキング牧師がいたんだよ」

「その話、大下さん好きですね」

「好きだとも、日本には、そんな封建的なことを平気で常識といいながら、民主主義といっている輩がいる。大きな間違いだといいたいんだよ。アメリカは大戦前の日本やドイツは封建的だというが、黒人差別をしていたのはアメリカの方がひどかったんだよ」

「そりゃ、そうでしょう。日本には黒人はほとんどいなかったことでしょうからね」

「まあ、それもそうだけど、アメリカでは僕の子供のころでさえも、白人専用のバスの座席があって、白人専用の公園があったりしたんだよ。まあ、今でも差別はあるらしいけど、黒人たちは立ち上がった。素晴らしいじゃないか!」

「そうですよね。われわれ、男性も立ち上がらないといけない」

小一郎たちは大いに盛り上がっていた。

襖一枚向こうでは、茜たちがいて、百合子の愚痴をきいていた。つまらないので、シーンとなっていた。

それで、向こうの部屋の声が聞こえてきたのである。

「何よ、わたしたちのことバカにしてさあー、なめるなよ」
と、祐子が怒っている。








閑話休題

すばらしい方が日本に住んでおられます。

ルワンダ・教育支援 母国へ学校を!

政治家のODAは、

キックバックシステムがあるから、

行われていると書いた本が何冊か

あったと思います。

こういう方に参加してただいたら、

血税の無駄も少なくなるだろうと

ボクは思います。

少なくても、給油のよう三倍の値段で

買うようなぶざまなことはされないでしょう。










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