磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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教科書に書かれなかった戦争Part 44 日本と韓国の歴史共通教材をつくる視点

2009年03月10日 | 読書日記など
『教科書に書かれなかった戦争Part 44 日本と韓国の歴史共通教材をつくる視点-先史時代から現代までの日韓関係史-』
   歴史教育研究会・編/梨の木舎2003年

これも、あまり進みそうにないよう気がする……。
--もちろん、がんばってもらいたいのだが……。



ランケと地球村……。下「」引用。

「早くからランケは「偉大な国民は二つの民族性を持っている」と語りました。その一つが国家的・民族的要素であり、もう一つは世界運命に連結した要素であります。すなわち、自国の利益のためと平和および国際的・汎世界的な協力の必要性を強調する言葉でしょう。国家間の理解と問題解決には歴史が大きく貢献してきました。歴史は現在の根だからです。そうして、歴史は隣接国の伝統、文化、民族性、国家的特徴を理解できるようにしてくれるという事実を誰も否定することはできなくなりました。
 今や新しい千年は、明らかに地球村が一つになる新しい時代です。ある地球村の辺境や片隅で発生した人間の問題、地球の苦悩は人類の全ての問題であり、自分の深刻な問題として受け止め、お互いの協調と努力で共に解決しなければならない時期に生きているということです。」

「克日」と韓国の人々……。下「」引用。

「1982年夏の国際的歴史教科書問題のときにも、「反日」から「克日」の運動へのスローガンが、マスコミやナショナリズム意識の強い政治家や史学者にかかげられ、国民意識に高揚させられていった。「克日」運動とともに、韓国政治の民主化も同時に切望された時期であった。-略-」

それに対して、日本は狭いナショナリズム……。下「」引用。

「韓国史研究の一潮流に対して、私たち日本人は理解の及ぶところがなく、韓国研究や韓国史教育を「狭いナショナリズム」の鼓吹と見る主張が依然として強いのは、基本的には韓国の歴史教科書が歩んできた現実に対する認識不足に原因している。-略-」

模範はポーランドと西ドイツ……。下「」引用。

「現在、この作業に参加している多数の学者は西ドイツとポーランドの歴史教科書会談を一つの典型的な例として挙げられているようである。即ち、西ドイツとポーランドの間であった教科書会談と同じ役割ヲ両国の学者の共同研究でする事がよいという期待感を持っている。-略-」

縄文時代から、取上げている……。







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