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教科書に書かれなかった戦争シリーズ45 憲法9条と専守防衛

2009年03月10日 | 読書日記など
『教科書に書かれなかった戦争シリーズ45 憲法9条と専守防衛』
   箕輪登、内田雅敏・著/梨の木舎2004年

憲法9条だけでなく、日本の憲法は平和憲法ですね。
--格差社会などつくれないものです。



この本では、消極的平和のみが語られています。
積極的平和は構造的暴力をなくしていくことですね。
平和憲法をしっかり学んでいただきたいとボクは思います。

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表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「自衛隊専守防衛論が箕輪さんの真骨頂だ。
そして私は自衛隊違憲論。
しかし、まず「専守防衛論」、この点で共闘。
「あちら側」も「こちら側」もない。
イラク派兵という既成事実の進行のなかで、
ともすればあきらめがちになってしまう私たち、
この80歳の老人はそんな私たちに喝をいれてくれた。
--内田雅敏」

小泉純一郎がイラク派兵に関連してのこと。下「」引用。

「そんなおり、北海道小樽在住の80歳の老人が、「自衛隊イラク派兵を中止させる訴訟をおこしたいので協力してほしい」と札幌弁護士会を訪れた。反響は大きく、道内弁護士の4分の1、一○六人が協力し申し出た。全道から弁護士が参加し、二○○四年一月二八日、札幌地裁に「自衛隊イラク派兵差止訴訟」は提訴された。」

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九条なければ……。下「」引用。

「9条がなれば、朝鮮戦争でもベトナム戦争でも日本の自衛隊は戦争に出かけなければならなかったのですね」

九条があっても、外国に軍隊をおくれる法治国家?

箕輪は軍医だったという。そして大臣となりヒロシマへ。下「」引用。

「私が郵政大臣のときであったか、広島の原爆記念館へ行きました。そこで「この手帳に、なにか感想を書いてください」と言われまして、そのとき書いたことを覚えています。
 それは、「戦争とは、血を流す政治であります。外交とは、血を流さない政治であります。日本は永久に血を流さない政治をやるべきです」ということを、広島の原爆記念館で書いてまいりました。」

日米安保……。下「」引用。

「箕輪 アメリカは力があるから、日本を守ってくれる。しかし日本はアメリカが困ったとき手伝いに行けとは、どこにも書いてませんよ。」

アメリカは弱くなってきており、さらに弱くなるだろう……。

日本は自力で守らねばならないと、アメリカの軍事関連のセールスマンの政治家や学者もいることも忘れてはならないことだろう……。

アメリカも一枚岩ではない……。

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平和憲法下に、法の精神が理解できる理性のある人物ならば、核保有論なども言わないだろう……。











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