磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

248 平和式典

2008年08月07日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


八、浮気は女の甲斐性よ!




248 平和式典


「オカネスキー! 今日はヒロシマの記念日だなあー」

「そのとおりで、ごじゃりゃんす」

「この世界は決して平和ではない。ひどいもの……」

「まったくでありんす。それなのに、暴力的な手段ではなく、我慢強く、平和を訴えてこられた被爆者の方たちは、素晴らしいでありんす」

「今年は、中国の大使館の人も参列されたようだなあー」

「よいことですね。戦争になれば、苦しむのは弱者でありんす」

「いや、それだけではない、良心が苦しむだろう……。罪のない子どもたちなどが殺されていくのだから……」

「良心のない人たちが、戦争を生み出していくでありんすね」

「そうだと思うよ。ロシアは三年前から参列しているそうだ」

「でも、アメリカは参列していないでありんす」

「日米同盟というのが、平和のための同盟でないことが、よくわかるね」

悲しい笑いをする……。

そのアメリカの世界戦略に組み込まれている日本。

いくら、きれいな言葉やイメージを投げ掛けられても、信用できない。

「いまだに、アメリカでは『原爆神話』をとなえている……」

「それは、日本人だけの不幸ではないことも、多くの国の人たちが理解しはじめているでありんす」

「そうだ、アメリカの人たちも、『原爆神話』がウソであることを知り始めている……」

「気がついたら、アメリカの人たちも苦しむことでありゃしゃんせ! アトミックソルジャーなどの被害者もいるでありんす!」

「そうだろうなあー。しかし、間違いは早めに気付いた方がいいと思うよ。それだけ被害が少なくてすむというものだから……」

編物をしているオカネスキー。

やはり、慣れた趣味は楽しい……。

「この八月に、原子力船が来たり、原潜が放射能漏れ事故が起きていたことが……」








閑話休題

広島の式典で、

被爆者と面談もせず、

逃げ出した小泉総理。

--それに比べたら、

福田総理はマシかもしれないが、

そんなに気楽に思っている

余裕はないように思う。

index

index











下、クリックお願いします。
人気blogランキングへ
ありがとうございます。





















最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。