磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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原爆児童文学を読む

2009年02月01日 | 読書日記など
『原爆児童文学を読む』
   水田九八二郎・著/三一書房1995年

帯に書かれてあります。下「」引用。

「親から子へ、子から孫へ、ヒロシマナガサキを語り継ぐために。
精選作品15編原爆関係児童図書リスト付」



■目 次■
・歌よ川をわたれ  沖井千代子  70
・広島の姉妹  山本真理子  82
・八月がくるたびに おおえひで  93
・おこりじぞう 山口勇子  107
・まちんと 松谷みよ子  117
・ひろしまのピカ  丸木俊  124
・原爆の子-広島の少年少女のうったえ 長田新  132
・八月の少女たち-ヒロシマ・1945 大野允子  142
・折り鶴の子どもたち-原爆症とたたかった佐々木禎子と級友たち 那須正幹  153
・北の天使 南の天使 吉本直志郎  166
国内の主な児童文学館  177
原爆関係児童図書リスト  185
参考文献  215

『おこりじぞう』は『THE ANGRY JIZO』と題して英訳されているという。

『おこりじぞう』のモデルについても書かれてありました。
--平和教育に『おこりじぞう』なんてという共産主義の人はおられないようです。
山口勇子が共産党員だったからでしょうか?
怒って終わらされたらたまりません。
おこってすむ問題でしょうか?
物事の本質を! なんていう批判もありません。
死んだ子どもは帰ってきません!
父を返せ、その子を返せ! と批判する人もありません。

それとも、怒っているからいいのでしようか?
--そんな単純な問題なのでしょうか?

社会システムをかえないといけないと思います。
--構造的暴力をなくすこと!

しかし、新しい構造的暴力をつくっている人たちもいるのではないでしようか?

目次

吉本直志郎の母は、彼を背負い、広島市へ。
残留放射能をあびたという。

リストが豊富にありました。






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