TBSニュースバード 2008年12月22日

TBSニュースバード　2008年12月22日

佐藤元首相が報復要請
中国と戦争になったら

外務省が本日公開した公文書。

1965年にアメリカ訪問時の佐藤栄作首相。

マクナマラ国防長官と会談のさいに話したという。

佐藤栄作
「日本は核兵器の所有あるいは使用についてはあくまで反対である。
核兵器の持ち込みということになればこれは安保条約で規定されているのであって、陸上への持ち込みについては発言に気をつけていただきたい。もちろん戦争になれば話は別で、アメリカが直ちに核による報復を行うことを期待している。その際、陸上に核兵器用施設を作ることは簡単ではないかもしれないが、洋上のものならば、直ちに発動できるのではないかと思う。」





核の持ち込みを容認しているともとれる……。

佐藤首相「核の傘」の確約迫る、ジョンソン大統領「保証する」。

アメリカの公文書では知られていたが、外務省の公文書でも確認された。

佐藤元首相は1974年に非核三原則が評価されてノーベル平和賞受賞。


広島・長崎の被爆者

広島原爆被害者団体協議会　金子一士・理事長。
「矛盾している。」

長崎原爆被災協　山田拓民・事務局長
「一方では非核三原則と言い、一方では核の持ち込みを容認する。あの時のノーベル（平和）賞はいったい何だったのか。ノーベル賞に大きな汚点を残した」

長崎原爆被協　谷口稜曄・会長
「核兵器を使えば（日本は）助かるみたいなことを言っているが、それは許せない。被爆者の気持ちは全く思っていない。彼（佐藤元首相）がノーベル平和賞をもらったのは何なのか。アメリカべったりのことをやったからなのかと思う。アメリカべったりのことをやったからなのかと思う」

■磯野鱧男の感想■

やはり、密約はあった……。アメリカ側のライシャワー大使などはウソをついていなかった。

それなのに、知らんふりで通した日本の政治家たち。

知らんふりをすれば通るなどという甘いシステム……。

これでは悪いことのやりたい放題ではないか？

いつものことながら、あきれる……。

このシステムをなくすことを全くしなかった小泉たち。

そんな輩が改革といっても、信用できるものではない！

－－報復であって……。

核で核は防げない！












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