磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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【絵本】ようすけ君の夢

2010年06月20日 | 読書日記など
『ようすけ君の夢-平和への思いをこめて被爆者と学生たちがつくった絵本-』
    上村吉、真柳タケ子・語り/仏教大学黒岩ゼミ・文/
      田中愛、越智裕希美・絵/クリエイツかもがわ2008年

付録:英語訳/仏語訳。
語り部と学生さんたちが、つくった絵本だという。



導入部は、学生さんたち……。ようすけ君……。

そして、語り部さん……。下「」引用。

「私は、今は京都に住んでいますが、長崎で生れました。長崎で原爆が落とされた時は、一歳半の赤ちゃんでした。その当時のことは覚えていませんが、私の母から聞いたことを話したいと思います。」

入市被爆で放射能障害。下「」引用。

「原爆がいったい何なのか、何も知らなかったから、原爆が落ちた所を行ったり来たりしたそうです。
 その後、母は下痢をして、血の混じった便や尿が出たり、髪の毛がごそっと抜けたりしました。-略-」

イラク戦争で「被爆の語り部として」直柳タケ子・著。下「」引用。

「わたしが原爆の話をしようと思ったのは、イラク戦争が始まったからなのです。
 今も、たくさんの人や子どもたちが、戦争によって亡くなっています。-略-何十年も苦しんで亡くなったり、原爆の放射能は健康に悪い影響を与え続けています。
 日本が、また戦争をするような国にならないよう、これからも原爆の話を伝えていこうと思っています。」

最期のページには、学生さんたちの名前が掲載されています。

ヒロシマピースグラント(2007)より出版費用の一部に助成をもらったと書かれてありました。

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