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〈つくる会〉分裂と歴史偽造の深層-正念場の歴史教科書問題-

2009年07月27日 | 読書日記など
『〈つくる会〉分裂と歴史偽造の深層-正念場の歴史教科書問題-』
   俵義文・著/花伝社2008年

安倍晋三の名前がけっこうあがっていました。
--なんか、昔の赤軍派みたいな人たちみたいだと思えた……。
力=正義……。



フジサンケイグループが絶縁……。下「」引用。

「二○○五年九月からの醜い内部抗争の末に○六年四月に分裂した。その抗争・分裂のために、「つくる会」は結成当時からのパートナーだった扶桑社=フジサンケイグループから絶縁され、「つくる会」教科書はこれまでのように扶桑社からは発行できなくなった。「つくる会」は出版社探しを行い自由社から発行することになった。」

中川昭一安倍晋三も参加した「教科書議連」……。下「」引用。

「一九九七年一月、「新しい歴史教科書をつくる会」(「つくる会」)を結成した。これは、自民党の歴史・検討委員会(九三年~九五年に設置)が提起した。日本人の歴史認識を変えるための学者を中心とした国民運動組織の具体化である。「つくる会」発足直後の九七年二月二七日に、自民党の当選五回以下の議員によって「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」(以下、「教科書議連」、会長・中川昭一、事務局長・安倍晋三--発足当時)が設立され、衆参八七人の議員が参加した。」

安倍晋三幹事長の指導下……。下「」引用。

「○五年七月~八月に全国五八四の採択地区などでこの教科書の採択をめぐって二度目の激しい攻防が行われた。四年前と違って、安倍晋三幹事長(当時)の指導下で自民党が党をあげてバックアップする体制をとったが、全国各地の市民・教員・保護者・在日の人びとなどが、韓国をはじめアジアの人びととも連携して活動し、ほんのわずかな採択(歴史○・三九%、公民○・一九%)に終わらせた。」

売れなかったので内紛が起こったという……。下「」引用。

「今回の内紛は、○五年の採択で目標とした「採択率一○%以上」をはるかに及ばない結果で「惨敗」(八木)したことが一番の原因だと思われる。○五年四月末の段階まで、一○%以上は確実よに取れるといっていたのに、歴史○・三九%、公民○・一九%と「惨敗」した責任のなすりあいが原因ということである。内紛の第一の原因は私たちの運動の成果がつくりだしたということである。」

八木と八木グループを追放。

桜井裕子新理事。下「」引用。

「桜井裕子の本名は東島裕子で、勝共連合=統一協会系の『世界日報』の元記者で、○五年の秋に月刊誌などで性教育問題などを執筆して論壇にデビューしている。「つくる会」の内部情報によれば、桜井は、『世界日報』記者だったことなどの「経歴を隠して論壇にデビューし」、今回、「やはり経歴を隠して『つくる会』理事に就任」したとしている。
 九七年一月三○日に「つくる会」が発足した時の役員で残っているのは藤岡ただ一人になった。」

安倍晋三元首相は……。下「」引用。

「安倍晋三前首相は、『美しい国へ』(文春新書)の中でアメリカ・ブッシュのキリスト教原理主義に学んで「グラス・コンサバティブ(草の根保守)運動」をすすめるとしている。「再生機構」や日本会議が安倍の「グラス・コンサバティブ運動」の受け皿になるものと思われる。「再生機構」は、政府の教育再生会議と連携しながら、安倍前首相がすすめた「教育改革」の名による「教育破壊」を、民間の運動として支え推進してきたわけである。」

「5 扶桑社が無責任にも「つくる会」教科書はダメな欠陥本と認めた」

安倍と「教科書改善の会」 下「」引用。

「「グラス・コンサバティブ(草の根保守)運動」(安倍晋三)のために、あらたに手を組むのは、八木が理事長を務め、日本会議がバックアップする日本教育再生機構である。そして、この「再生機構」が「教科書運動」のために設立したのが、「改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会」(「教科書改善の会」)である。「教科書改善の会」は、○七年四月はじめに政治評論家で「再生機構」の顧問である屋山太郎が代表世話人になって呼びかけていた。」

「【捕】「つくる会」内紛の一○年」、「第2章 歴史歪曲に奔走する人々」というタイトルの文章がありました。

安倍晋三官房副長官時代。 下「」引用。

「「核兵器使用は違憲ではない」と発言した(○二年五月一三日)」

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