磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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Cooyon-月刊クーヨン- 2011-12

2012年04月11日 | 読書日記など
『Cooyon-月刊クーヨン- 2011-12』
   クレヨンハウス2011年

特集名 いま贈りたい「絵本とおもちゃ」



人を見るのです……。下「」引用。

「女王さまに会おうと、
お掃除のおばさんに会おうと、
私にとって何の違いもありません。
私は職業で人を判断しません。
その人が昔はどんな子どもだったかで、
人を見るのです。
    --アストリッド・リンドグレーン
       (日本語訳…作間和子)」

福島の子どもたちから奪った……。下「」引用。

「いま福島では、こんなふうに
はだしで川に入ったり、草原を駆けたり、
泥んこであそんだり
することはできません。
育ち盛りの子どもたちから、
いったいどれほどのものが
奪われてしまったのでしょうか……。
福島第一原子力発電所の
事故から8ヶ月。いま、そして、
これから、わたしたちが
やるべきことは何なのか、
一緒に考えましょう。-略-」

「わたしのからだからも検出されました」久保田護(「チェルノブイリの子供を救おう会」代表)。下「」引用。

「わたしは茨城県の日立市に住んでいますが、先日9月19日、ベラルーシの放射能安全研究所で測ったら、からだから20ベクレル/kg、つまり全体で1000ベクレルらいの放射能が検出されました。
 それくらいならたいしたとはないとされている値ですが、これまでベラルーシの汚染地帯をずっと歩いてくる度に測っていましたが、一度も検出されたことはありませんでした。それが、日立市から行ってすぐに測って検出されたのです。
 からだに入る放射性物質は、だいたい食べものからてず。わたしは普通に食べているだけです。たしかに日立市はやや汚染度が高い地域ですが、汚染された食べものがけっこう広まっていて、多くのひとが少なからず被ばくしているということではないかと思います。」

「がん以外の病気も増えるでしょう」下「」引用。

「放射能の害というと、「がんになる」ことがよく知られています。しかし、ベラルーシのゴメリ医大学長だったバンダジェフスキー医師の研究では、がん以外の病気でも、死亡率が高くなることがわかっています。
 食べものからからだに入った放射性物質による内部被ばくの研究は、ほとんどありません。チェルノブイリ原発事故による健康被害も、「ヨウ素による甲状腺がんのみ。あとは心理的影響が大きい」という説がまかり通り、寿命が長いセシウムの影響はあまり発表されていません。
 そんななか、バンダジェフスキー教授は、事故後、大学病院で死亡した患者を解剖して、臓器に蓄積したセシウム137の量を調べ、さまざま病変との関係を分析。その結果、体内に長期間存在し続けるセシウム137の毒性を明らかにしました。」

「「基準値」を信じすぎないで」

「健康より経済が優先されています」 下「」引用。

「健康上の問題と、経済的な問題どちらを優先するか、日本は経済を重視しすぎていると、ドイツなどから批判されていますね。-略-」

「ときどきは汚染の少ない場所へ」 下「」引用。

「からだに入った放射性物質は少しずつ排出されだいたい70日くらいで半分になります。つまり、汚染されたものを食べてしまっても、その後70日間入らなければ、半分にすることができます。
 ですから、汚染地域に暮らす方たちは、ときどき汚染の少ない場所で過ごすことが大切です。
 もちろん、離れている期間が長いほど効果的ですが、たとえ1週間でも、離れたほうがいいと思います。ベラルーシのサナトリウムは、24日滞在するようにしています。
 たとえば、夏は北海道、冬は沖縄と出かけたり、年に一度、家族で海外旅行をする理由にしても、よいのでは。」

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