磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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知的障害者刑事弁護マニュアル 障害者の特性を理解した弁護活動のために

2006年09月22日 | 読書日記など
『知的障害者刑事弁護マニュアル
  障害者の特性を理解した弁護活動のために』
    大阪弁護士会・編/Sプランニング2006年

弁護のことが書かれています。
こんなことにならないようにと思います。



そもそも裁判とかは犯罪を法律において、裁くだけのことですね。

そう思ったのはある事件の精神鑑定において、ある学者がいたことから、そう思うようになりました。

こんな事件がおこらいようにと考えたいものです。

しかし、不当な裁判だとわかることがあります。

知的障害者のことを理解されていないからです。

彼らのことも理解できず、強要されたら、それは不当な裁判としか言えないでしょう。

この本はそんなことにならないように書かれたものだと思います。

かわりやすい表現で書かれてあります。

例えば、知的障害者と自閉症の違い。下「」引用。

「知的障害が全般的な知的発達の遅れであるのに対して、自閉症は知的発達の偏りであると言えます。」


「知的障害のある人に特徴的な行動」についても。
 以下の箇条書きを説明されています。
1.理解力・表現力が乏しいです
2.抽象的・一般化が困難です
3.記憶が不安定です
4.見通しを立てることが困難です
5.対人コミュニケーションに障害があります


知的障害のある人に対する質問の際の注意点などが、上手に書かれてあります。

また、Q&Aのコーナーがあり、具体的に書かれてあります。


ボクも知的障害者がおかした事件で、裁判になったことを耳にします。

まず、そんなことがないようにとやはり思います。

資料なども豊富だと思います。



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