磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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004葛西

2006年03月22日 | Ra.
ラヂオアクティヴィティ[Ra.]
第一部ブロック・バスター

一.大海原で語ろう

004葛西




リーダーの葛西は勉の入社時の小論文を読んでいた。

『現代日本は、癒着の構造を持っている。
マスコミはそれに関係していないように、報道している。
しかし、それは嘘である。
私がA新聞社に勤めていたとき、あるレポートをしようとしたら、
上司から止められた。

だが、それは国民の生命に関することだから、
体を張ってでも報道しようとした。
しかし、徒労と終ってしまった』

葛西は勉のことを熱しやすい奴だから、
気をつけてやらねばいけないと思う。

さらに、読む。

『私の理想、いや報道があるべき姿は、
第二次大戦中アウシュビッツで死亡したコルベ神父にあると思う。

大戦前、世界大恐慌という今以上の不況であったが、
新聞を新しく発行するコルベ神父。

彼は、博士号を二つ持つ教授でもあった。
しかし彼は聖フランシスコ会に所属しており、お金などなかった。
しかし、新聞を発行した。

いや、そういう時だからこそ、必要だと思ったのだろう。
彼の新聞は貧しい人を対象とした。
彼の新聞は大新聞が破産していく中、増刷されていく。

金持ちのための新聞ではなく、
政治家のお先棒かつぎの新聞でもない。

そんな新聞を貧しい人たちは求めている証拠である。
また、金持ちではなく、一般の人により本当の発展もあることがわかる』

ケーブルネットワークテレビの開局は華々しく、
他のマスコミで取り上げられた。

勉が担当するイベントD(宇宙船「地球」号)
のことだが、詳しい話はない。

ただ、地上波のテレビ局との共同製作であり、地上波でも放送される。
知っていることは、それだけである。








閑話休題

マスコミのひどさは、
マスコミ批判の本を読んで
いただければ理解できると思います。

コルベ神父とは、
今では聖人ですね。

コルベ神父は長崎に来られて、
布教活動をされました。
その時にゼノ修道士も連れて
こられました。

キリスト教にもいろいろな
宗派があって、素晴らしい方々も
おられますね。(^^)





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