『記者クラブ解体新書』
浅野健一・著/現代人文社2011年
帯に書かれてあります。下「」引用。
「記者クラブがなかったら、70年前の大本営発表のような原発はなかった。記者クラブ壊滅は急務の課題だ。記者クラブ廃止を主張し続けてきた浅野健一さんに賛同する。
上杉隆(フリージャーナリスト)」
index
東電とマスコミOB。下「」引用。
「東電は毎年マスコミOBらを接待する「愛華訪中団」を組織している。2011年の訪中は11回目だという。」
「小沢前幹事長の「記者会見フルオープン化」」
--記者会見のスタイルがよかったら、問題なしとも言えないのでは? 内容でしょう……。
金と力が政治だなんて、ボクは許せない! もちろん、小沢だけではなく、自民党のほとんどだろうけど……。
鳩山「フリーの記者を排除した首相就任会見」
小泉純一郎と記者クラブ。下「」引用。
「実際、小泉純一郎元首相がお得意だった“ぶら下がり”会見では、短いフレーズで言いたい放題だった。セカンド?もなかった。自民党と官僚による超長期政権が維持できたのは記者クラブがあったからではないか。」
今もおいしい目したのを忘れられないのか、誉めるバカがいる……。
【一部のみ】
「「記者倶楽部」としての記者倶楽部の誕生」 下「」引用。
「記者クラブの歴史は明治時代にさかのぼる。
記者クラブは1890年、帝国議会が開会した際に傍聴取材を要求する記者たちが結集し、時事新報記者らが主導して「議会出入記者団」(のちに「同盟記者倶楽部」)を結成したことに始まる。-略-」
「米進駐軍が記者クラブを存置」 下「」引用。
「敗戦後、日本を占領した連合軍総司令部(GHQ)は、占領統治にとっては有益となる2つのま日本独自の制度を残した。1つが天皇制、そしてもう1つが記者クラブ制度である。ついでに言えば、ファシズム体制を支えた帝国大学も戦争責任を問われることなく、ほぼそのまま残った。本来、民主主義社会では税金で運営されている公共施設を特定の私企業が独占排他的に利用できることを許してはならない。-略-記者クラブは1945年8月15日に完全廃止されなければならない存在であった。」
「NYタイムズ記者の批判」 下「」引用。
「例えば、ニューヨーク・タイムズ記者のハワード・フレンチ氏は2002年2月、私の取材に対し次のように記者クラブを批判する。
「記者クラブは、言論の自由という概念そのものと相入れない。記者クラブが、記者と取材源との癒着を促すものであることは、実に明白であるり。つまり、記者に怠け心や取材対象寄りの偏りを付ける役割を果たすのである。日本の新聞が健全倫理感を持たず、これらの『クラブ』を廃止しないのならば、せめて記者個人がプロとしての誇りを持ち、記者としての仕事および職業像が記者クラブによっておとしめられていることを自覚し、記者クラブを非難すべきだ。
しかしながら、そのようなことは起きない。というのは、マスコミは、国民に仕えることが一般的使命であるという意識を喪失しているようだからである。むしろ、マスコミは、日本社会によく見られる、ある種の倫理に捕らわれているようだ。すなわち、よきジャーナリズムの本質であるところの客観性より、チームの一員として調和を保つことに重きを置く論理である」。」
機密費は今でも……。下「」引用。
「上杉氏は6月20日、同志社大の講演で、「機密費は今現在も、新聞やテレビの幹部の人にも相当な額が渡っている」と述べた。「機密費は、記者クラブ制度があるからこそ、配ることができた。海外では、記者が公権力、政府、官僚から便宜・金銭・物品供与を受けることは禁止されている。米国には1ドル以上の“接待”は許されず、せいぜいコーヒー一杯が限度だ」。
政治記者が税金から出た金で買収されてきたというのはジャーナリズムの根幹にかかわる問題だが、汚染された新聞やテレビは追求できない。-略-」
NHKなど100万、米国1ドル。下「」引用。
「全国紙とNHKのエリート記者は100万円を超える餞別を集めていると知り、またそれを自慢する感覚に私は驚いた。特に朝日とNHKの記者が東京本社に“栄転”するときに高額な餞別をもらっていた。それは後輩記者によろしくという賄賂の意味もあると聞いた。政治家、役人にとって、朝日やNHKに彼らの業績をよく報道されることが最も重要だ。」
「「会見1回」を要求した山口百恵さん」
--さすが、百恵ちゃんだ。
「ジャカルタ支局に飛んできた記者クラブ」=やらせ質問。
「海外にも記者クラブはある」というウソ」 下「」引用。
「彼らは-略-「インナーサークル」と「記者クラブ」を混同している。」
「「ハンギョレ」新聞にの改革」 下「」引用。
「韓国の記者クラブ事情は、1988年に創刊されたハンギョレ新聞の登場で変化をみせた。-略-」
「情報操作の対象になりやすい記者クラブ」
上杉と記者クラブ。下「」引用。
「「上杉には絶対当てるな」と。それを忠実に記者クラブと一体化した党の職員が守ったということで、これは、後日ご一緒したNHK報道局の幹部の方から直接聞きました。-略-」
ギャラの安い上杉氏……。
「「記者室がなくなる」などというデマ宣伝」
「「日本報道評議会」の設置を提案」
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目次
浅野健一・著/現代人文社2011年
帯に書かれてあります。下「」引用。
「記者クラブがなかったら、70年前の大本営発表のような原発はなかった。記者クラブ壊滅は急務の課題だ。記者クラブ廃止を主張し続けてきた浅野健一さんに賛同する。
上杉隆(フリージャーナリスト)」
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東電とマスコミOB。下「」引用。
「東電は毎年マスコミOBらを接待する「愛華訪中団」を組織している。2011年の訪中は11回目だという。」
「小沢前幹事長の「記者会見フルオープン化」」
--記者会見のスタイルがよかったら、問題なしとも言えないのでは? 内容でしょう……。
金と力が政治だなんて、ボクは許せない! もちろん、小沢だけではなく、自民党のほとんどだろうけど……。
鳩山「フリーの記者を排除した首相就任会見」
小泉純一郎と記者クラブ。下「」引用。
「実際、小泉純一郎元首相がお得意だった“ぶら下がり”会見では、短いフレーズで言いたい放題だった。セカンド?もなかった。自民党と官僚による超長期政権が維持できたのは記者クラブがあったからではないか。」
今もおいしい目したのを忘れられないのか、誉めるバカがいる……。
【一部のみ】
「「記者倶楽部」としての記者倶楽部の誕生」 下「」引用。
「記者クラブの歴史は明治時代にさかのぼる。
記者クラブは1890年、帝国議会が開会した際に傍聴取材を要求する記者たちが結集し、時事新報記者らが主導して「議会出入記者団」(のちに「同盟記者倶楽部」)を結成したことに始まる。-略-」
「米進駐軍が記者クラブを存置」 下「」引用。
「敗戦後、日本を占領した連合軍総司令部(GHQ)は、占領統治にとっては有益となる2つのま日本独自の制度を残した。1つが天皇制、そしてもう1つが記者クラブ制度である。ついでに言えば、ファシズム体制を支えた帝国大学も戦争責任を問われることなく、ほぼそのまま残った。本来、民主主義社会では税金で運営されている公共施設を特定の私企業が独占排他的に利用できることを許してはならない。-略-記者クラブは1945年8月15日に完全廃止されなければならない存在であった。」
「NYタイムズ記者の批判」 下「」引用。
「例えば、ニューヨーク・タイムズ記者のハワード・フレンチ氏は2002年2月、私の取材に対し次のように記者クラブを批判する。
「記者クラブは、言論の自由という概念そのものと相入れない。記者クラブが、記者と取材源との癒着を促すものであることは、実に明白であるり。つまり、記者に怠け心や取材対象寄りの偏りを付ける役割を果たすのである。日本の新聞が健全倫理感を持たず、これらの『クラブ』を廃止しないのならば、せめて記者個人がプロとしての誇りを持ち、記者としての仕事および職業像が記者クラブによっておとしめられていることを自覚し、記者クラブを非難すべきだ。
しかしながら、そのようなことは起きない。というのは、マスコミは、国民に仕えることが一般的使命であるという意識を喪失しているようだからである。むしろ、マスコミは、日本社会によく見られる、ある種の倫理に捕らわれているようだ。すなわち、よきジャーナリズムの本質であるところの客観性より、チームの一員として調和を保つことに重きを置く論理である」。」
機密費は今でも……。下「」引用。
「上杉氏は6月20日、同志社大の講演で、「機密費は今現在も、新聞やテレビの幹部の人にも相当な額が渡っている」と述べた。「機密費は、記者クラブ制度があるからこそ、配ることができた。海外では、記者が公権力、政府、官僚から便宜・金銭・物品供与を受けることは禁止されている。米国には1ドル以上の“接待”は許されず、せいぜいコーヒー一杯が限度だ」。
政治記者が税金から出た金で買収されてきたというのはジャーナリズムの根幹にかかわる問題だが、汚染された新聞やテレビは追求できない。-略-」
NHKなど100万、米国1ドル。下「」引用。
「全国紙とNHKのエリート記者は100万円を超える餞別を集めていると知り、またそれを自慢する感覚に私は驚いた。特に朝日とNHKの記者が東京本社に“栄転”するときに高額な餞別をもらっていた。それは後輩記者によろしくという賄賂の意味もあると聞いた。政治家、役人にとって、朝日やNHKに彼らの業績をよく報道されることが最も重要だ。」
「「会見1回」を要求した山口百恵さん」
--さすが、百恵ちゃんだ。
「ジャカルタ支局に飛んできた記者クラブ」=やらせ質問。
「海外にも記者クラブはある」というウソ」 下「」引用。
「彼らは-略-「インナーサークル」と「記者クラブ」を混同している。」
「「ハンギョレ」新聞にの改革」 下「」引用。
「韓国の記者クラブ事情は、1988年に創刊されたハンギョレ新聞の登場で変化をみせた。-略-」
「情報操作の対象になりやすい記者クラブ」
上杉と記者クラブ。下「」引用。
「「上杉には絶対当てるな」と。それを忠実に記者クラブと一体化した党の職員が守ったということで、これは、後日ご一緒したNHK報道局の幹部の方から直接聞きました。-略-」
ギャラの安い上杉氏……。
「「記者室がなくなる」などというデマ宣伝」
「「日本報道評議会」の設置を提案」
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