磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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週刊朝日 2011-11-11

2011年12月07日 | 読書日記など
『週刊朝日 2011-11-11』
   川畠大四・編/朝日新聞出版2011年

特集名 池田大作創価学会名誉会長と野田首相の絆



「池田大作(創価学会名誉会長)と松下政経塾 幸之助翁がトップ就任を要請!」 下「」引用。

「-略-野田佳彦首相が輩出した「松下政経塾」と、公明党の支持母体である「創価学会」とは、実は地下水脈のように、深く、長く、つながっている。その発端は、本誌が37年前に掲載した「対談記事」にあった!-略-」

【カラー】病院「命現場は、いま 福島第一原発から4.7キロ」 下「」引用。

「1カ所に集められたベッド、散乱した点滴パック、そして辺りを覆うすえた臭い。
原発の町の病院は、事故直後の姿のまま残されていた--。」

双葉病院。下「」引用。

「瞬間、20マイクロシーベルト防護服の下に冷たい汗
 2、3、4……。どんどん数値が上がる。その“現場”に着いたとき、車のダッシュボードに置いた計測器は「毎時5.31マイクロシーベルト」を表示していた。
 福島第一原発から南西4.7キロ、福島県大熊町にある双葉病院。9月末、本誌取材班は、同病院の鈴木市郎院長(77)らに同行してこの地に立った。
 しばらく前から、計測器の警告音は止まらなくなっていた。-略-
 原発事故直後、双葉病院は〈入院患者を残して医師たちが逃げた〉と責められた。近隣の系列老人介護施設「ドーヴィル双葉」と合わせて437人のうち50人が死亡。いまも当時のまま残された院内の様子からも、その過酷な状況がよくわかる。-略-」

「双葉病院の真実」 下「」引用。

「「患者を放置して逃げた」と報じられ、激しい避難を浴びた双葉病院。だが、実際は放射能の恐怖と闘いながら、患者を守ろうとした医師らが残っていたことが明らかになっている。なぜそのような報道がなされたのか。なぜ自衛隊による救出は遅れたのか。双葉病院の鈴木市郎院長、民主党の渡辺周・防衛副大臣、ノンフィクション作家の森功氏が、極限の状態での医療と救出、報道を改めて検証した。」
「多くの犠牲者を出した双葉病院。その真の原因がどこにあるのか、検証作業はまだ、これからである。」

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【カラー】大学と学生、大黒太郎(福島大学・行政政策学類准教授)。下「」引用。

「震災直後、私が所属する行政政策学類は「震災対策室」を立ち上げ、学生の避難に取り組みました。安否確認をし、その後バスをチャーターして県外から来ている160人以上の学生を実家まで送り届けました。
 そうした活動の中で、一教員として、福島大学の姿勢に疑問がわくこともありました。
 例えば当初、学生は原発事故を理由に休学することができませんでした。-略-
 福島大は今後、放射能汚染の影響で受検者数が激減する可能性があります。除染をするのはもちろん、他とは違う「被曝のリスクを超えた何か」を掴める大学にしなければなりません。-略-」

「本誌が見つけた復興の新財源? 自民党が無償で使い続ける超一等国有地」

「食品にセシウムを入れたのは誰だ! 責任者の東電が必用経費を支払え」広瀬隆

田内広(茨城大学)、NHK番組出演。下「」引用。

「茨城県では、茨城大学理学部の田内広なる人物が県内を走って「放射能よりストレスのほうが体に悪い」と触れ回って、福島県の山下俊一と同じ役割を果たしているのだ。断わっておかなければならないが、NHKの討論会に出席したこの人物は、間違っても茨城県のまともな代表者ではない。-略-それに反してNHKが、放射能安全論を語ろうとする人間を、恣意的に選んで番組に登場させていることは明らかだ。そして、汚染食品の責任者である東京電力の名前を一度も、番組で使っていないのだ。-略-
 ベクレル表示に要する莫大な費用を、食品業界が負担する道理はまったくない。この放射線測定に必要な高価な機器の購入費と人件費は、東京電力にそっくり請求書を送りつけなければならない。そうしなければ、食品業界は、自主的に国民の健康を守らない。その危機の瀬戸際にあるという厳しい医学的な事実を、すべての日本人が、生産者・流通業者・消費者が、敵対することなく一体となって、自覚すべきだ。」

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「来年2月 東日本はセシウム花粉に覆われる 林野庁が本格調査へ」 下「」引用。

「しかし、内部被曝に詳しい琉球大学教授の矢ケ崎勝馬氏は、こうした“楽観論」に警鐘を鳴らす。
「花粉による症状に放射線の影響が掛け合わされると、私たちは知らないアレルギー症状が出るかもしれない。それだけではなく、放射線は免疫力を低下させるので、感染症を患う人に悪影響を及ぼす恐れがあります」
 実際、1986年4月のチェルノブイリ原発事故では、感染症を患っていた人たちの死亡率が上昇したという調査結果が出ているという。-略-」









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