磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

MINERVA西洋史ライブラリー33 アメリカ人の核意識-ヒロシマからスミソニアンまで-

2008年09月17日 | 読書日記など
『MINERVA西洋史ライブラリー33
  アメリカ人の核意識-ヒロシマからスミソニアンまで-』
    アラン・M・ウィンクラー(著)/
      麻田貞雄(監訳)/岡田良之助(訳)/
        ミネルヴァ書房1999年

いろいろな立場から見なければ、やはり社会全体がおかしくなるのは当然だと思います。



トリニティという言葉は宗教からではないといったオッペンハイマー。
それはジョン・ダンの詩からの引用だというが、三位一体を宗教いがいに、どう考えるのだろうか? 下「」引用。

「わが心を乱打したまえ 三位一体の神よ なぜなら
これまであなたはただ窓をたたき 風を吹き込み 光を送り
そして 元気づけようとされるのみ
起き上がってしっかり立てるように 打ち倒したまえ
この身を破壊し 吹き飛ばし 焼き尽くし
そして 新しく甦らせるために力を傾けたまえ」

index

科学が世界を一変してくれることを彼は期待したという。
--まさにキリストの再臨とでもいいたいのか?
三位一体の神はキリストのことである。

『原爆ダンサーズ』というのがあったそうです。
『原爆カクテル』というのもあったそうです。
それに、『ミス原爆』も……。

ビュキャナン・ブラザーズのヒット曲。下「」引用。

「ヒロシマの翌日、カウボーイの歌手フレッド・カービーが作詞し、六カ月のちにビュキャナン・ブラザーズが吹き込んだ「原子力」という歌は、まず初めに、天から届けられた劫火のことに触れ、そのあと合唱のなかで宗教的なテーマを取り上げ、「原子力、それは神の大いなる御手によって授けられた」と歌った。それは、やがて『ビルボード』のヒットチャートに掲載され、その後二○年間にわたって衰えることなく人気を博した。」

Buchanan Brothers - Wikipedia

↑翻訳なので重いです。


そして、ジョン・ハーシーの『ヒロシマ』を読んで、アメリカの読者は呆然としたという。

ビキニも……。下「」引用。

「太平洋における戦後最初の原爆実験のあと、フランスのあるファッション・デザイナーは、極端に布を節約した新型の水着を「ビキニ」と名づけ、その爆発的な将来性に関心を向けさせた。」

ビキニ【goo wikipedia】


--この本から離れます。

日本でも、力道山のスープレックスの名前が「原爆落とし」でしたね。

力道山のプロレスを放送したのが、原発を強引にすすめた正力松太郎の日本テレビ。

index












エンタメ@BlogRanking





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。