被爆者とともに－続広島原爆医療史－

『被爆者とともに－続広島原爆医療史－』
　　財団法人広島原爆障害対策協議会s44年

医療史というよりも、さまざまなことが書かれてあります。



仁科研究室のことかが書かれてありました。
仁科芳雄（一八九○～一九五一）は、コペンハーゲンでボーア博士のもとで量子物理学を学んだという。

日本の第一人者であり、その研究室には、朝永振一郎（目本学術会議々長、ノーベル賞受賞）、湯川秀樹（京大教授、ノーベル賞受賞）、小林稔（京大教授）、井上健（同士）、荒木源太郎（京大名誉教授）－略－などが在籍していたという。

馬の被爆死（広島市内）301頭（軍馬）
・184頭（61％）が被害。斃死120頭、負傷12頭、行方不明52頭。
昭和二十八、九年に「馬の原爆症に関する研究」広島市東保健所今田忠信氏（獣医師）発表。

原爆による「ブラブラ病」というのを、体験した医師の記録がありました。

広島ピースセンターのこと、国際精神養子運動や、原爆乙女の治療なども書かれていました。

被爆者の健康を守る諸機関
1.　原爆症治療機関－－広島原爆病院
2.　原爆症研究機関－－広島大学原爆放射線医学研究所
3.　被爆者健康管理機関－－広島原爆被爆者健康管理所
4.　被爆者収容検査機関－－広島市舟入被爆者健康管理所
（※）……、ABCCまでも、入れてありました。入れるべきではないと被爆者が言われたら、ボクは納得できます。

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平和運動家バーバラ・レイノルズのことや、広島折鶴の会などのことが書かれてありました。

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