磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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あした、またね! -明日がなかった人たちへ-

2006年08月15日 | 読書日記など
『あした、またね!
  -明日がなかった人たちへ-』
    大野允子・作/二俣英五郎・絵/ポプラ社1991年

「あした、またね!」と子どものころは、
よく言ったような気がします。



表紙の裏には下「」のように書かれてあります。

「生きている人もいる、もう会えない人もいる。
三つの町をうつりすむたびに、
たくさんの人たちと出会い、
たくさんの人たちとわかれてきた。
「あした、またね!」といいながら……。
--少女時代の思い出をもとに、
  人との出会いとわかれをつづる自伝。」

作者である大野允子(おおのみつこ)は、
広島県立第一高等女学校2年の時に、
原爆にあわれたようです。

いろいろなことが書かれてありました。
この内容なら、枚数が少ないのではないかと
思いましたが……。

こんな会話がでてきます。
「わたしが好きなのは、馬賊になって、砂漠にかくされた宝物をさがす東青年の話。」

司馬遼太郎も馬賊になりたかったようですが、
けっこう人気あったのかもしれませんね。

戦争になれば、畑の作物もスイカから、
アジウリにかわったようです。

戦争になれば、美味しいものも、
一般の人は食べられません。

その点からも戦争はやはり、
嫌なことですね。





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